第1回熊本マスターズジャパン(Super500)が11月19日に最終日を迎え、チームヨネックスが4種目で優勝を達成。ヨネックスバドミントンチームの櫻本絢子&宮浦玲奈ペアは女子ダブルスでベスト4入りを果たしました。
男子シングルスは、7月のダイハツジャパンオープン2023で2度目の優勝を飾ったビクター・アクセルセン(デンマーク)が、初代王者に輝きました。決勝戦では、世界ランキング7位のシー・ユーチ(中国)に22-20、21―17で勝利。22年世界選手権、ダイハツジャパンオープン2023と、日本で開催される国際大会での優勝が続き、「大好きな日本でまたタイトルが取れてうれしい」と笑顔で話しました。
ダブルス3種目は、中国勢が決勝の舞台を独占しました。女子ダブルスは、23歳&27歳のジャン・シューシェン&ジェン・ユゥが、若手のタン・ニン&リョウ・シェンシュウを退け、ペアとしてSuper500以上のワールドツアーで今季、初めてタイトルを手にしました。
ヨネックスバドミントンチームの櫻本絢子&宮浦玲奈ペアは、優勝ペアには敗れましたが、ベスト4入りで成長を印象付けました。試合後、宮浦選手が「満足はしていませんが、ベスト4は素晴らしい結果」と語れば、櫻本選手は、「なかなかベスト4の壁が破れないので、深く自分たちを見直したい」と前を向いていました。
また、男子ダブルスは、10月に組み始めたばかりのハー・ジーティン&レン・シャンユゥ(中国)がペアとして初めてツアー優勝を果たしました。それぞれ別の選手と組み、世界ランキング10番台をキープしていましたが、新たなペア結成で潜在能力を開花。息の合ったコンビネーションで実績のある先輩ペアを3ゲームで下しました。現在、世界74位で、大きく飛躍しそうな可能性を秘めています。
混合ダブルスも世界1位と3位による中国決戦となりました。世界1位のジェン・スーウェイ&ファン・ヤーチョンペアがフェン・ヤンジェ&ファン・ドンピンペアに2勝1敗と、実力が拮抗する顔合わせに。どちらが勝ってもおかしくありませんでしたが、今回は25―23、21-9で世界1位に軍配が上がりました。
今大会は、シャトルコックやコートマットの提供及びオフィシャルストリンガーを務めるなど、当社が用具から大会運営までを全面的にサポート。また、大会の初開催を記念し、ヨネックスは11月18日、地元ジュニアを招いて「感謝の夕べ」を催しました。バドミントンに真剣に取り組むジュニアたちは、トップ選手たちと直に交流し大興奮でした。 今後もヨネックスは、ジュニアに希望を持たせるための活動に取り組んでまいります。
ビクター・アクセルセン:
ASTROX 100 ZZ、
BG80、
POWER CUSHION 65 Z
ハー・ジーティン:
ASTROX 77 PRO、
BG80、
POWER CUSHION 65 Z
レン・シャンユゥ:
ARCSABER 11 PRO、
EXBOLT 63、
POWER CUSHION 65 Z
ジャン・シューシェン:
ASTROX 100 ZZ、
BG66 ULTIMAX、
POWER CUSHION 65 Z SLIM
ジェン・ユゥ:
NANOFLARE 1000 Z、
BG80、
POWER CUSHION 65 Z SLIM
ジェン・スーウェイ :
ARCSABER 11 PRO、
AEROBITE、
POWER CUSHION 65 Z
ファン・ヤーチョン :
ASTROX 77 PRO、
EXBOLT 63、
POWER CUSHION 65 Z
櫻本絢子 :
DUORA 7、
AEROBITE、
POWER CUSHION 65 Z
宮浦玲奈 :
ASTROX 77 PRO、
AEROBITE、
POWER CUSHION ECLIPSION Z WOMEN
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