男女混合の国・地域別対抗戦『スディルマンカップ』が中国・蘇州で開催されました。5月21日、決勝戦が行われ、地元・中国が5回目の優勝を狙う韓国を下し、3連覇13回目の優勝を果たしました。日本とマレーシアが3位入賞。
男女単複・混合複の5種目で争うスディルマンカップの決勝戦、すべての種目で隙のない中国が、過去4度の優勝経験のある韓国に3-0で勝利し、最多優勝記録を"13"に伸ばしました。
優勝を決めたのは、女子シングルス、チェン・ユーフェイ。混合ダブルスのジェン・スーウェイ/ファン・ヤーチョン、男子シングルスのシー・ユーチの白星のあと、登場したチェン・ユーフェイは、韓国の得点源、アン・セヨンを21―16、22―20で突き放し、地元ファンに歓喜をもたらしました。
一方、準優勝の韓国は、予選リーグで前回2位の日本を5-0で下すなど、若手の勢いが目立ちました。21歳のアン・セヨンを中心にパリに向け、ますます伸びていきそうです。
なお、日本は3位入賞となり、5大会連続でメダルを獲得。タイとの準々決勝は、シングルス2本が敗れるピンチを迎えましたが、ダブルス3種目がそれぞれファイナルゲームを制す奮闘で、銅メダル以上を確保しました。
さらに、準決勝では中国に敗れるも激闘を展開。混合ダブルスの山下恭平&篠谷菜留ペア(NTT東日本)が金星を挙げてチームを勢いづけると、第2試合の男子シングルスは奈良岡功大選手(FWDグループ)が敗れましたが、第3試合の女子シングルスで山口茜選手(再春館製薬所)が勝ち、2勝1敗で王手をかけました。
そして勝負所に立ったのは、男子ダブルスの保木卓朗&小林優吾ペア(トナミ運輸)です。長身の中国画ペアに低空戦を仕掛け、20-16と先にマッチポイントを奪取しましたが、逆襲に遭い、あと1点に泣く結果に。続く第5試合の福島由紀&廣田彩花ペア(丸杉)も敗れ、日本は決勝進出なりませんでしたが、完全アウェーのなか、力を出し尽くしました。
もう一つの銅メダルはマレーシアの手に。エーロン・チア&ソー・ウォイイペアがチームをけん引し、前回に引き続いての銅メダル獲得となりました。
準決勝の舞台には、中国、韓国、日本、マレーシアと、ヨネックスのウェアを着た国々が立った形です。さらに参加16チーム中11チームが、ウェア内の温度を約3℃低く保つ涼感機能を持ったヨネックスのベリークールウェアを着用し、選手のパフォーマンスを支えました。
5月23日からはスーパー500のマレーシアマスターズ(クアラルンプール)が開幕します。
チームヨネックスの活躍にぜひご注目ください。
ファン・ヤーチョン :
ASTROX 77 PRO、
EXBOLT 63、
POWER CUSHION 65 Z
ジェン・スーウェイ:
ARCSABER 11 PRO、
AEROBITE、
POWER CUSHION 65 Z
チェン・ユーフェイ:
ASTROX 77 PRO、
EXBOLT 63、
POWER CUSHION 65 Z
シー・ユーチ:
ASTROX 100 ZZ、
BG80 POWER
アン・セヨン:
ASTROX 77 PRO、
BG80、
POWER CUSHION AERUS Z WOMEN
エーロン・チア:
ARCSABER 11 PRO、
EXBOLT 65、
POWER CUSHION 65 Z
ソー・ウォイイ:
ASTROX 88 D PRO、
BT65 TIITANIUM、
POWER CUSHION 65 Z
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