ワールドツアーの中でトップグレードに位置付けられる『チャイナオープン』(Super1000)の各種目決勝が9月22日に行われ、女子シングルスのキャロリーナ・マリン(スペイン)が優勝し、連覇を達成しました。また、男子シングルスの桃田賢斗選手(NTT東日本)も先月の世界選手権に続き2大会連続で優勝を決め、世界選手権などを含めて今季7勝目を挙げています。
今年1月のインドネシアマスターズの試合中に、右ひざの靱帯断裂の大怪我を負い、前週のヨネックスサンライズベトナムオープン(Super100)でようやく復帰を果たしたマリンは、タイ・ツーイン(チャイニーズ・タイペイ)との元世界女王同士の対決に。第1ゲームは14-21で落としますが、第2ゲームは21-17、ファイナルゲームは21-18で奪取。昨年の同大会以来、1年ぶりの優勝を掴み取り、連覇を達成しました。試合後、マリンはNANOFLARE 700を手にしながら「厳しい試合になることはわかっていたので、落ち着いて最後まで戦うことを心がけていた。とても幸福。言葉にできない思いです。」と喜びを語りました。
桃田選手は昨年大会の決勝で惜敗したアンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア)と再び対戦。90分にも及ぶ激闘を19-21、21-17、21-19の大接戦で制し、昨年の雪辱を果たしました。
男子ダブルスの現世界王者であるマルクス・F・ギデオン&ケビン・S・スカムルヨ(インドネシア)は、今季すっかりおなじみとなった元世界王者のモハマド・アッサン&ヘンドラ・セティアワンとの同国対決に。第1ゲームを21-18で取った後、第2ゲームを17-21で失いますが、ファイナルゲームは21-15で振り切って優勝し、対アッサン&セティアワン戦では8連勝。今季5勝目を挙げ、新時代を担う現世界王者の存在感を示しました。
女子ダブルスで世界ランキング3位の髙橋礼華&松友美佐紀ペア(日本ユニシス)は大会連覇をかけ、世界ランキング4位の中国ペアとの上位対決に臨みますが、14-21、18-21で破れ、惜しくも準優勝となりました。
休む間もなく9月24日からは韓国オープンが開幕します。ワールドツアー後半戦の戦いにぜひご注目ください。
キャロリーナ・マリン:NANOFLARE 700、AEROBITE、POWER CUSHION AERUS 3 WOMEN
マルクス・F・ギデオン:ASTROX 88 D、BG65TI、POWER CUSHION AERUS 3 MEN
ケビン・S・スカムルヨ:ASTROX 88 S、AEROBITE BOOST、POWER CUSHION 65 Z2
>>試合結果
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