『インドネシアオープン』(Super1000)の各種目決勝が7月21日に行われ、男子ダブルスのマルクス・F・ギデオン&ケビン・S・スカムルヨ(インドネシア)がモハマド・アッサン&ヘンドラ・セティアワンとの地元対決に勝利し、今季3勝目を上げました。
現世界王者のギデオン&スカムルヨと元世界王者のアッサン&セティアワンの地元対決に会場は熱気に包まれましたが、ギデオン&スカムルヨはわずか28分で21-19、21-16のストレート勝利!今年1月のインドネシアマスターズと同じく、アッサン&セティアワンを決勝で下して現世界王者の実力を示し、23日開幕のダイハツ・ヨネックスジャパンオープン3連覇に向けて弾みをつけました。
日本勢は女子選手が活躍を見せました。女子ダブルスでは福島由紀&廣田彩花ペア(アメリカンベイプ岐阜)と髙橋礼華&松友美佐紀ペア(日本ユニシス)との日本人対決に注目が集まりました。福島&廣田は第1ゲームを制した後、第2ゲームでは髙橋&松友ペアにリードされますが猛追で逆転し、21-18で勝利を奪取。インドネシアオープン連覇を達成し、上位大会では1月のマレーシアマスターズ以来となる優勝を飾りました。
女子シングルスでは、準決勝で世界女王タイ・ツーイン(チャイニーズ・タイペイ)を破り、勢いに乗る山口茜選手(再春館製薬所)がプサルラ・V・シンドゥ(インド)と対戦。第1ゲームはシンドゥにリードされるも、8連続得点などで逆転し、21-15で勝利。第2ゲームも点差を保ちながら21-16で制してストレート勝ちを収め、3月のヨネックスドイツオープンに続く今季2勝目です。
昨年のダイハツ・ヨネックスジャパンオープンでは鮮やかなストレート勝ちで初優勝を飾った福島&廣田ペア、2013年大会で弱冠16歳にして女王となった山口選手。共に同大会での活躍に期待が寄せられます。
男子シングルスでは、チョウ・ティエンチェ(チャイニーズ・タイペイ)がデンマーク選手と対決し、21-18、24-26、21-15で1時間31分にも及ぶ激闘を制覇。昨年9月の韓国オープン以来、約10ヵ月ぶりとなる優勝を掴み取っています。
いよいよ7月23日にはダイハツ・ヨネックスジャパンオープンが開幕!強豪選手達が繰り広げる熱き戦いにぜひご注目ください。
マルクス・F・ギデオン:ASTROX 88 D、BG65TI、POWER CUSHION AERUS 3 MEN
ケビン・S・スカムルヨ:ASTROX 88 S、AEROBITE BOOST、POWER CUSHION 65 Z
チョウ・ティエンチェ:DUORA Z-STRIKE、BG80、POWER CUSHION 65Z WIDE
福島由紀:ASTROX 88 D、NANOGY 95I、POWER CUSHION 65 Z
廣田彩花:ASTROX 88 S、NANOGY 95I、POWER CUSHION 65 Z
山口茜:ASTROX 77、BG66 ULTIMAX、POWER CUSHION 65 Z 2
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