TENNIS NEWS

2019.09.09Matches(大会・試合)チームヨネックス若手・ベテランともに完全復活をアピール! グロートが2年連続2冠達成 全米オープン2019

車いすの部女子シングルス&ダブルス優勝 ディーダ・デ・グロート(オランダ)


車いすの部男子ダブルス準優勝 国枝慎吾(左)&グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)


若手の台頭が著しかった全米オープン2019(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~9月8日)。チームヨネックスは若手・ベテランともに完全復活を印象付ける戦いぶりで、大会を盛り上げました。

女子シングルスではベリンダ・ベンチッチ(スイス)がグランドスラム自身初のベスト4に進出。4回戦で第1シードの大坂なおみ、準々決勝でドナ・ベキッチ(クロアチア)とのヨネックス対決を制し、準決勝では今大会優勝を飾った19歳のビアンカ・アンドレースク(カナダ)に接戦の末敗れたものの、怪我からの復活を強く印象付けました。本日付の世界ランキングでは、Top10入りとなる予定です。

男子シングルスでは、NEW VCORE PROを使用するスタン・ワウリンカ(スイス)が第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破り、2016年以来の同大会ベスト8に進出。準々決勝は今大会準優勝を果たした23歳のダニール・メドベージェフ(ロシア)に敗れたものの、以前のような力強いショットが戻ってきており、一時200位台まで落とした世界ランキングも、本日付の発表では19位まで上げてきています。

車いすの部女子シングルスでは、ディーダ・デ グロート(オランダ)が2年連続で2冠達成。今季グランドスラムでは、シングルスでウィンブルドン以外の3タイトル、ダブルスでは4タイトル全てを獲得し、圧倒的な強さを見せつけました。そして、車いすの部男子ダブルスでは、国枝慎吾&グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)ペアが準優勝を果たしました。国枝は、バックハンドをはじめとした攻撃力のアップと、タイミングを速くボレーで仕掛けていくことに取り組んでおり、今後一層の進化が期待されます。

EZONE LIMITEDを武器に臨んだ今大会第1シードの大坂なおみは、3回戦で15歳の新星コリ・ガウフ(アメリカ)に勝利後、「シャワールームで1人で泣くより、気持ちをファンに話した方が良い」と、インタビューを一緒に受けるよう提案。互いに称えあい、涙し、温かい抱擁を交わしました。彼女の優しい心づかいに世界中のファンが胸を揺さぶられたと同時に、アメリカテニス協会は「全米オープン・スポーツマンシップ賞」を贈りました。

今大会、出場選手のラケット使用率では、シングルス本戦出場選手男女合計で53名(21%)もの選手が使用し、世界第2位を達成。ジュニアの部では30名(23%)で第3位となりました。大坂なおみやスタン・ワウリンカ(スイス)、アンジェリク・ケルバー(ドイツ)といった世界トップ選手の活躍により、メイド・イン・ジャパンの高性能が世界に証明され、選手から使用したいという声が年々増加し続けています。"勝利に導くヨネックスギア" として世界中で信頼を獲得し、ラケットの勢力図に変化をもたらしています。

使用用具

スタン・ワウリンカ:VCORE PRO 97POWER CUSHION ECLIPSION2トーナメントスタイル
べリンダ・ベンチッチ:EZONE 100POLYTOUR PRO 125
ドナ・ベキッチ:VCORE 100
大坂なおみ:EZONE LIMITED 98POLYTOUR STRIKE 125
ディーダ・デ・グロート:VCORE 98REXIS 125POWER CUSHION ECLIPSION2トーナメントスタイル
国枝慎吾:EZONE 98POWER CUSHION SONICAGE
グスタボ・フェルナンデス:VCORE PRO 97POLYTOUR SPIN G 125POWER CUSHION ECLIPSION2トーナメントスタイル

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