TENNIS

9月13日にスポル 品川大井町のテニスコートで、日本史上初の4大大会シングルス制覇を成し遂げた大坂なおみ躍進の原動力、サーシャ・バインコーチによるインストラクター向けテニスセミナーを実施しました。

バインコーチ指導の元、トップジュニア4名が大坂も実際に行っている練習メニューを中心に実演。日本代表として活躍された辻野隆三氏と吉田友佳氏が解説と球出しを行い、日本の指導者に世界トップのテニス理論を伝道しました。

バインコーチは、大坂は試合前にジムで30分、オンコートで2時間練習することをルーティンにしていることを挙げ、「選手と一緒にルーティンを確立することが大切だ」と説きました。さらに、大坂がナーバスな時にテレビゲームができるよう大型モニターを準備した経験を話し、コート外でも選手の不安を取り除けるようサポートすることの大切さを伝えました。

参加したインストラクターからは練習メニューに関する質問が飛び交い、バインコーチは1人1人の疑問に丁寧に答えました。実際に練習メニューを体験したジュニアからは「貴重な体験ができ成長に役立った。コーチの教えを続けたい」と笑顔で語りました。

インストラクターは約70名が参加し、一般のお客様約20名と、報道陣約50名が集まるなど、大変な賑わいとなりました。

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