2021年5月に始動したユーザーとの共同開発企画『デザイン会議 with CLUB REGNA』。至高の一振りを目指し開発されたシリーズ『REGNA』の２代目新デザイン開発に向けた、ユーザー参加型の新プロジェクトです

CLUB REGNA会員のアンケートと、計3回のミーティングの末、最終3つのデザインに絞り込みました。ヨネックス開発担当者の「どれも世に出せるレベルにまで仕上げた」という言葉通りの完成度で、会員全員による最終投票では非常に僅差で新デザインが決定しました。

最終案に残った3つのデザイン

A案

B案

C案

5月22日には大阪府・江坂テニスセンター、29日には千葉県・吉田記念テニス研修センターで、ついにお披露目の日を迎えました。ベールを脱いで現れたラケットは、質感の違う黒を駆使してシンプルさを追求したA案でした。

フレーム部は、つやあり・なし2種類の黒に加えマーブル塗装を採用することで質感の違いを表現。マーブル柄は１本１本職人が手作業で描いており、同じものはないというこだわりようです。さらに、フレーム内部とシャフト部はカーボンを見せ、エンブレムにカッパー（銅色）を使用し、グリップには黒の天然皮革を用いることで上質感を創出しています。

CLUB REGNAのメンバーは早速実物を手に取り、じっくりと眺め目を細めました。「つやの有無や素材の質感の違いで様々な表情が出るのが良い」「画像ではなく実物を手にすると質感がわかるし、高級感がある。必ず手に入れたい」といった声が聞かれました。

開発担当者は「新鮮な意見を聞き、作り上げることができて面白かったです。実際に黒の質感で表現したマーブル柄は今回の取り組みだからこそ出たアイデアで、それを形にできました」とコメント。

MADE IN JAPANの品質で、最高の逸品を作りたいという純粋なものづくりの気持ちから生まれたREGNA。皆の想いが詰まった珠玉の黒ラケットは6月28日より発売です。