2月26日(日)北海道立総合体育センター「北海きたえーる」にて、YONEX CUP 国際ソフトテニス札幌大会が開催されました。2019年大会以来の有観客、またチャイニーズタイペイから参戦もあり、コロナ禍以前の本来の姿に戻った大会となりました。
男子の部では、大会直前に体調不良による選手欠場が発表され、急遽全日本ナショナルチーム及びアンダーチームに所属する端山(早稲田大学)、橋場、安達(高田商業高校)、浅見、初鹿(東北高校)の参戦が決定。コンディション調整が難しい中でしたが、全日本を背負うにふさわしいはつらつとしたプレーを披露。会場の注目を一心に浴びていました。
海外勢はチャイニーズタイペイから、リン・ウエイジェ/オー・ズホンが参戦。リンは2019世界選手権ダブルス優勝の現世界チャンピオン。今回は若手のオーと組んでの戦いでしたが、試合では常にプレーでオーを引っ張り、要所ではこれが世界レベルというプレーで得点を重ねていきます。
決勝まで進出すると、水木・端山(早稲田大学)との対戦ではサーフェスにも慣れた2人が躍動。試合毎にコンビネーションの精度を高めていった2人が4-2で勝利し、栄冠を勝ち取りました。
一方の女子ではまさに2022年度を飾るに相応しい豪華メンバーが参戦。それを象徴するかのようにベスト4は全日本選手権と同じ顔触れに。決勝では個人戦としてはラストマッチになる「インドア女王」高橋・半谷(どんぐり北広島)と全日本インドアでの初優勝で勢いに乗る貝瀬・渡邉(ヨネックス)が激突。今シーズン4度目の両者の対戦は、毎回競ったラリーとなりますが、ラストマッチにかける思いと、引退する半谷選手への有終の美を送りたい高橋選手の気持ちが貝瀬・渡邉を振り切り4-1で見事勝利しました。
これでインドアシーズンも一区切り。3月11日からは2023シーズンの開幕ともいえる第3回平和カップひろしま国際ソフトテニス大会が開催となります。
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