2月10日(金)~2月12日(日)まで沖縄県那覇市・奥武山公園庭球場にて、新設の国際大会「2023 インターナショナル ソフトテニス チャンピオンシップ in OKINAWA」が開催され、9か国より一般とシニアのカテゴリ別9種目で頂点を争われました。
大会はシングルスから開幕し、男子はNTT西日本がベスト4を独占。決勝では2022全日本シングルスと同カードの上松俊貴、内田理久が顔を合わせました。ゲーム開始直後から内田選手が主導権を握る展開が続きましたが、追い込まれても攻める姿勢を貫いた上松選手が徐々にギア上げ、ファイナルに突入。最後まで攻め続けた上松選手が初代王者に輝きました。
女子では全日本シングルス女王の高橋乃綾(どんぐり北広島)と、日本体育大学の浪岡菜々美がチャイニーズタイペイのエースであるチェン・チューリンを破って決勝進出。その勢いのまま高橋を破り初代女王に。
男子ダブルスでは、チャイニーズタイペイのエースダブルスで現世界王者のユー・カイウェン/リン・ウエイジェペアが会場の注目を集め、世界最高と謳われる「ダブルフォワード」を武器に決勝まで勝ち上がり、決勝で相対するのはこちらも日本最高のダブルフォワード、長江/上松ペア(NTT西日本)と対戦。激しい攻撃的ショットの応酬、時に隙をつくロブやショートクロスのショットなどを織り交ぜ、息を飲む展開が続きますが、最後は地の利も活かした長江/上松ペアが勝利を掴みました。
女子ダブルスでは、準決勝で韓国代表のイ・ミンソン/イ・ジュンウンペアを破った2022日本代表の小林/吉田ペア(東京女子体育大学)と浪岡/生井沢ペア(日本体育大学)の大学生対決となり、近年の大学勢の躍進を象徴するかのような両校エースの対戦は、小林のキレとパワーが増したストローク、的確なポジショニングで要所を抑えるネットプレーが冴えわたり見事優勝を勝ち取りました。
今大会の優勝者は2024年韓国で行われる世界選手権への出場権を獲得しました。
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