この飛び、期待以上。
コンディションの変化を常に感じている。
それでも勝ちにこだわりたい。
ずっとテニスを楽しみたい。
そんな想いで作ったアストレル、
いつもの力で、柔らかく、爽快に飛ぶ。
きっと、これからのテニスも楽しくなる。
PERFORMANCE
爽快な飛びと柔らかい打球感
ボール飛距離(マシンテスト) ※低速スウィング
実測値でその差は約1.1m
ストリングの変位量
大きくたわんで
大きく飛ばす!
DATE'S VOICE
テニスを長く楽しみたい方に、
使っていただきたい。
アストレル共同開発者の伊達公子。輝かしいキャリアを持つ彼女ですが、現役時代と比べると変化したフィジカル面。その変化をサポートしてくれるのがラケットです。新商品に対する想いやモチベーションを持続する方法など、様々なお話を聞かせていただきました。
伊達さんにとって勝負とは?
自分を奮い立たせてくれるものです。私は小さい時から負けず嫌いでしたが、当時は負けるのが嫌いなのによく負けていました(笑)毎回めちゃくちゃ悔しがっていましたよ。
特に一番くやしいのは相手と勝負する前に、自分に負けてしまう時です。相手の空気に飲まれたりすると、本来の力を出せない時があるんです。全力を出して負けたのなら納得もできるけど、それができなかった時ほど、くやしいことはない。だから、次は絶対勝とうと心に誓って練習に取り組む。その繰り返しで成長していった感じですね。何が良くなかったのか、何が足りなかったのか。毎回、試合後に分析をしていました。
引退後、テニスへの向き合い方は変わりましたか?
年齢的なものもあり、現役時代と同じようにいかないことはわかっていました。筋力が衰えているのでスピードも耐久力も落ちている。当時と同じことをすればケガにもつながりかねません。自分の現状をしっかり認識して練習やテニスに向き合うようになりましたね。
また、モチベーションを持続させるのも簡単ではありません。目標も何もない中でやり続けるのは難しいからです。大切なのは期限を設けて、「いつまでにこうなりたい」と目標を設定すること。道筋が見えれば、目標到達までに自分がするべきことが見えてきますし、努力も継続させることができます。
新しいラケットの感想を聞かせてください。
世界がパワーテニスになったのは、フィジカルもそうだけどラケットの進化がありますよね。2000年代から大きく変わったのかな。私なんか木の時代からだから(笑)その中で、新しいラケットの開発に関わらせていただいたのは貴重な経験でした。年齢的に私に近い競技者が使用した時に、負担なく使用することができるかどうか。これまでの経験を踏まえて、前モデルよりはるかにレベルアップしたラケットが完成したと思います。デザインや色も相当考えたので、かなり気に入っている自信作。これまで気に入っていた打球感にももちろん仕上がっています。
アストレルで、ぜひ試合を楽しんで欲しいと思うのですが、試合の前の練習には時間をかけて欲しいですね。私と同世代の方や、60代の競技者の方は、練習をせずに、いきなり試合をする方が多いように感じるからです。プロは試合前には30分程度のウォーミングアップを必ずしてから試合に臨みますので、長くテニスを続けていきたいのなら練習は重要です。例えば、週の半分はボレーやストロークの基礎的な練習をして、残りの半分を試合にするとか。そうすればテニスをもっともっと長く続けられると思います。いつまでも、テニスを楽しみましょう。