安全・快適にご使用いただくためのご案内 Safety&Comfort
ご使用用途や相性を考慮した商品選びのお願い
まず「ソフトテニス共通」をご覧ください。「共通」をご覧いただいた後、各アイテム(ラケット、シューズ、ウェア)の項目をご覧ください。
ソフトテニス共通
ご使用用途、お客様のお身体、プレースタイル、お好みなどに合う商品をご使用ください。合わない商品は思わぬお怪我や破損の原因となります。指導者の方や、弊社ソフトテニス用品取扱店店頭でもご相談のうえ、お客様に合う商品をお選びください。
※各商品の性能や取扱店がご不明な場合は、こちらからお問い合わせください。
ソフトテニスラケット
お客様と相性の合わないラケットは、思わぬ破損や怪我(腕や肘のお痛みなど)につながります。各商品掲載ページに対象レベルを表示していますが、同じレベルでも筋力など個人差があります。指導者の方や、弊社ソフトテニス用品取扱店店頭でもご相談いただき、お客様に適切な商品をお選びください。
テニスシューズ
ご使用コートのサーフェスにあわせて、商品をお選びください。 お客様の足型は、大きさ、幅、ゆびの長さや角度、厚みなど様々です。シューズは同じ3E、4Eでも、足型やパーツの位置によりフィット感が変わります。 相性が合わないシューズは、足の痛みや怪我の原因となります。表示サイズのみで選ぶのではなく、実際にお近くの取扱店店頭で足入れのうえ相性の合うシューズをお選びいただくことをお勧めします。相性の良いシューズ選びの参考として「履き方のコツと相性チェックポイント」もご覧ください。
履き方のコツと相性チェックポイント
ソックスの厚みも影響します。 プレーで着用するソックスでチェックしてください。
①シューレース(またはBoaワイヤー)をしっかり緩め、シューズ履き口を広く開き、足を入れてください。
②踵をシューズ後方にしっかりフィットさせてください。 椅子があれば腰かけ、つま先を上に持ち上げて踵で軽く床を数回たたいてください。重力が手伝い、フィットさせやすくなります。
③踵をシューズ後方にフィットさせたまま、シューレース(またはBoa)をつま先に近い位置から足首に向かい徐々に締め上げ、甲全体がシューズに適度にフィットするよう調整してください。
※甲がフィットすることでシューズ内部の足のずれを防ぎます。調整が不十分でシューズ内で足が前方にずれ込むと、靴擦れや爪を痛める原因となります。
※部分的に強く締めると痺れや痛みの原因となります。
④ 必ず両足履き立ち上がって相性を確認してください。可能であれば数歩動いてみることをお勧めします。
※皆様左右で足型が異なります。足は立つと体重で大きくなります。
社団法人 日本スポーツ用品工業協会『スポーツシューズガイド』もあわせてご覧ください。
バッグ
スポーツ用途・特性に応じた設計です。これ以外の使用には適しておりません。
※想定外の物を入れると破損の原因となります。
ウェア
タグ記載のサイズはJASPO(日本スポーツ用品工業協会規格)に基づくヌードサイズ表示です。身体を基本とした表示のため、商品のデザイン(スリムな設計か、ゆったりした設計かなど)により、実際の商品の大きさ(規格サイズ)は異なります。 規格サイズは、WEARにご案内しておりますので、ご覧ください。
ご不明な場合は、品番、カラー、サイズをご明記のうえ、こちらまでお問い合わせください。
ご使用前の点検のお願い
破損や消耗した状態でのご使用は、思わぬお怪我につながることがございます。 安全のため、毎ご使用前に、点検をしてください。商品に付属している取扱説明書もあわせてご確認ください。
ソフトテニスラケット
- 毎ご使用前に、各部位に異常(例:亀裂、劣化、消耗など)がないか、必ず点検してください。ご愛用・保管中に、気づかず亀裂などが生じることもございます。異常があるままでのご使用は、思わぬ破損・怪我につながります。
- グリップが消耗・劣化していないか確認してください。(例:ツルツルになっている。擦り減っている。)劣化・消耗したままのご使用は、ラケットが手から滑り抜け破損の原因となる他、周囲の人に当たる危険もございます。
- グロメットが消耗していないか確認してください。 消耗したグロメットはストリングを傷つけ、ストリングが切れやすくなります。
テニスシューズ
- シューズ内部に突出しているものがないか、異物が入っていないか、破損箇所がないか点検してください。怪我や転倒の原因となります。
※ご愛用いただく中で砂や異物が入り込んでいることがあります。インソールを手でつまみあげ、インソールの下も確認してください。
例)ヒールカウンターが破損しシューズ内部に突出すると、足首や踵を傷つける場合がございます。 - アウトソール(靴底)が硬化していないか、擦り減っていないか、接着が剥がれていないか確認してください。思わぬ転倒の原因となります。
※未使用でも経年劣化は避けられません。「経年劣化について」もご覧ください。 - 足は日々変化します。シューレース(またはBoa採用モデルはBoa)でフィット感を毎回調整してください。調整方法はこちらをご参照ください。
- シューレースが解けそうになっていないか(またはBoa採用モデルはロックされているか)ご確認ください。
バッグ
ほつれなど破損している箇所がないか、ショルダーベルトの長さは適切か、点検してください。
ご使用上のご注意
毎回ご使用前に必ず点検してください。点検方法はこちらをご覧ください。 下記には、とくにご注意いただきたい事項のみご案内しております。 商品に同封(またはパッケージ記載)の取扱説明書も確認してください。
ソフトテニスラケット
- ソフトテニスボール以外のものからの衝撃や荷重は破損の原因となります。衝撃や荷重を受けた直後は持ちこたえても、耐久性が低下した結果、後から破損することもございます。
(例1:ネット、コート、ポール、パートナーの方のラケットからの衝撃)
ラケットを振り抜く中で接触するため、強い衝撃を受けます。衝撃を受けた箇所のみではなく、ラケット全体に負荷が加わります。仮にフレームトップが接触した場合、シャフトは過度にしなり、フレームは変形するため、シャフトやフレーム下部などの耐久性が低下します。
(例2:保管や持ち運び中の過重)
保管や持ち運び中、ラケットの上に他の荷物などが乗り上げた場合、破損や耐久性低下の原因となります。 - ストリングは推奨張力を目安にフレーム原型通りとなるよう張り上げてください。
※推奨張力を超えた張り上げや、フレーム原型を損なう張り上げは破損の原因となります。
※推奨張力は、各ラケットに記載しています。ご不明な場合は、こちらまでお問い合わせください。 - 炎天下の車のトランクなど高温となる場所や、雨ざらしなどは、変形や破損の原因になります。
- グロメットやグリップは消耗品です。適時交換してください。 グロメットが消耗すると、ストリングが切れやすくなります。 グリップテープが擦り減ると、ラケットが手から滑り抜け危険です。
- 万一、ラケットが破損した際、破損箇所を触ると危険です。触らないでください。
- 落雷のおそれがある場合は、速やかに安全な場所に避難してください。 ※ラケットの材質(カーボンやスチールなど)は、電気を通すため、感電する危険があります。
- ラケットに貼るアクセサリーは、ラケットの状態により、剥がす際ラケットの塗装に影響が出る場合があります。あらかじめご了承の上ご使用ください。
テニスシューズ
履き口には踵のぐらつきを防止するためヒールカウンター(樹脂パーツ)を搭載していますが、破損しシューズ内部に突出すると危険です。履き口やアッパー(甲革)を踏みつけないでください。履き口を押しつぶさないよう、 履き口を広く開いて足を入れてください。※履き口を広げず、足を押し込むように履くと破損の原因となります。
- 直射日光下や高温下での保管は変質、劣化の原因となります。風通しのよい日陰で保管してください。汗で湿ったままの保管はカビの原因となります。インソールを取り外し風通しのよい日陰で乾燥させることをお勧めします。
- アウトソール(靴底)が硬化したり、擦り減った場合は、使用を中止してください。アウトソールにほこりやごみが付着したり、アウトソールのパターンに砂などがつまると滑りやすくなります。経年劣化についてもご参照ください。
- 汗など水分を含んだ状態では色落ちしやすくなります。ウェアなどとは別にお持ち運びください。※シューズケースなどに入れることをお勧めします。
- 社団法人 日本スポーツ用品工業協会『スポーツシューズガイド』もあわせてご覧ください。
バッグ
- 持ち運ぶ際、周囲の人や物と接触すると思わぬ事故やお怪我の原因となります。周囲の人や物と接触しないようご注意ください。
- 著しく重い物や、角張ったもの(例:教科書など)、鋭利な物を入れると、負荷が集中し 短期間での破損の原因となります。荷物が左右・上下に偏った収納にならないようご注意ください。偏るとバッグが歪み負荷が集中し破損しやすくなります。
- 地面や床面との摩擦はバッグの布地やファスナーを傷める原因となります。
- 雨などでバッグが濡れた状態での使用、または濡れたウエアなどをバッグに直接入れる使用は、色移りや色落ちの原因になります。
- 洗濯やアイロン掛けは、変色・色落ち・型崩れなどの原因になります。
- 通気性のよい日陰で保管してください。高温多湿下や直射日光下での保管は退色・変色・劣化の原因になります。
- ファスナーはレールに沿って動かし開閉してください。バッグやファスナーが歪んだ状態で開閉すると斜めや捻じれた力が加わり、破損しやすくなります。
[バッグへの負担が少ない使い方(コツ)]
①ファスナー開閉時には、バッグを横置きにしてください。
バッグを縦置きにすると、荷物が下に集中しファスナーが歪んだ状態になります。
②横置きにしても多少歪んでいますので、バッグの取っ手を持ち、歪みを整えながら開閉してください。
- 適度に身体とフィットするようショルダーベルトを調整してください。
長すぎる:バッグが肩より下になるほど、歩行時に揺れが大きくなり、内部の荷物が動いて破損しやすくなります。また、バッグが歪み、負荷がかかります。
短すぎる:バッグが歪み、負荷がかかります。
ウェア
- 万一、カユミ、カブレなど体調に異常が発生した場合は、ご使用を中止してください。
- 商品の内側に装着されている洗濯表示タグの内容に従って、洗濯してください。 ※洗濯表示で禁止されている洗濯方法を行うと、劣化や破損の原因となります。
- 洗濯絵表示については消費者庁ホームページ『新しい洗濯表示』をご覧ください。
- ご使用後は、速やかに洗濯してください。汗や汚れが付着したままの保管や、高温多湿下での保管は、劣化・変質・カビの原因となります。
経年劣化について
- たとえ未使用であっても製造から数年経過すると徐々に劣化します。
- 劣化に気づかずプレー中に突然破損すると危険です。必ず点検し異常があればご使用をお控えください。点検方法はこちらをご覧ください。
(劣化の例)接着剤や部材劣化によるシューズのソール剥がれ
シューズのソールの硬化に伴う滑りやすさ
テニスラケットのグリップやグロメットの劣化
シューズやバッグの人工皮革や樹脂のひび割れ、接着剤の劣化 - 劣化速度は、保管環境、お手入れやご使用状況など様々な要因が影響します。
社団法人 日本スポーツ用品工業協会『スポーツシューズガイド』もあわせてご覧ください。