TENNIS NEWS
ヨネックスメンバーが晩夏のニューヨークを暑くする!全米オープン2023
8月28日に開幕した全米オープンは、8月31日の段階で、連日記録的な観客を集め男女のシングルス2回戦が終了。チームヨネックスからは、男子6人、女子9人が力強く3回戦へと歩みを進めています。
2回戦でファンを熱狂させたのが、第14シードのトミー・ポール(アメリカ)。もっとも、第1セットと第2セットを続けて落とした時、ニュージャージー出身の地元選手の勝利を期待していた観客の大多数は、静まりかえりました。
第2セット後、トイレットブレークを取り、シャツを着替えたポールは「シャツだけでなく戦い方も変えた」と言います。自身がネットに出て、時には相手を前につり出し、そして長い打ち合いを心がける。すると徐々に試合の流れは変わり、そして、客席の空気も変わりました。
湧き上がる大声援を背に流れに乗った第14シードは、そのまま勝利へと猛進。ファンと一体になり駆け抜けた、3時間12分の濃密な大逆転劇でした。
そのポールの僅か半分以下の試合時間で勝利したのが、ポールの親友でもある第10シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)です。試合を通じて相手に1つしかブレークポイントを与えず、手にしたブレークポイントを高確率で獲得。余力を残しての3回戦進出です。
他の注目選手では、2016年全米優勝者のスタン・ワウリンカ(スイス)、2019年ベスト4のベリンダ・ベンチッチ(スイス)、そして男女合わせたアメリカ選手ナンバー1にして大会第3シードのジェシカ・ペグラらも、危なげなく2回戦を突破。経験豊富な実力者たちが、どこまで行くか? 注目です。
使用用具
トミー・ポール:
VCORE 98
フランシス・ティアフォー:
VCORE PRO 97、
POLYTOUR PRO 125
スタン・ワウリンカ:
PERCEPT 97、
POWER CUSHION ECLIPSION、
トーナメントウェア
ベリンダ・ベンチッチ:
EZONE 100、
POLYTOUR PRO 125
ジェシカ・ペグラ:
EZONE 98