『全仏オープン』の大会10日目に、車いすテニス部門がスタート。男女それぞれを牽引するのは、いずれもチームヨネックスの顔です。

車いす部門の開幕を告げるように、第１試合に登場したのが、17歳の若きスター小田凱人でした。グランドスラムデビューが、１年前のこの全仏。その僅か１年後には世界の２位につけ、さらに今大会の結果如何では、史上最年少1位の可能性があります。
左腕の強打で日本人対決を6-1、6-4で制し、初のグランドスラム優勝と世界１位に向け、まずは力強く前進しました。

女子の方では、26歳の“若きレジェンド” ディーデ・デフロート（オランダ）が、グランドスラム10大会連続優勝の偉業に挑みます。その初戦は、地元選手相手に6-2、6-2のスコア、試合時間54分の盤石の勝利。しかもこれが、デフロートにとってキャリア通算100勝目というマイルストーンでした。

試合後には、トーナメントディレクターのアメリー・モーレスモが現れ、記念プレートと巨大花束をデフロートに手渡し祝福。さらなる記録更新に向け、これ以上にない華やかなスタートを切りました。

使用用具

小田凱人： EZONE 100 L、 POLYTOUR SPIN、 POLYTOUR PRO 125
ディーデ・デフロート： VCORE 98、 REXIS COMFORT 125