２週間、連日メルボルンを沸かせた『全豪オープン』が１月29日に閉幕しました。新たなVCOREを携えたエレーナ・ルバキナ（カザフスタン）を筆頭に、チームヨネックスは８種目で７人のアスリートが決勝進出。
リンキー・ヒジカタ（オーストラリア）が男子ダブルスを、ディーデ・デフロート（オランダ）が女子車いすで単複を制しました。

“サービスエース・レース”でもヨネックスはトップを疾走。これが全豪デビューの20歳のベン・シェルトン（アメリカ）は、大会No.1スピードで５試合で85とハイペースでエースを量産。ルバキナは54本のエースに加え、スピードでも195km/hで大会１位タイを記録しました。

昨年のウィンブルドン優勝者ながら、ランキングポイントがつかなかったため大会前は25位だったルバキナ。それでも「ポイントは気にしない。勝つために戦う」という23歳は、２週間、その姿勢を貫きました。あらゆる環境にも適応し、手にした勝利は６つ。大会を終えた時、彼女はトップ10ランカーになっていました。


日本人の両親を持つヒジカタは、シドニー出身の20歳。「ダブルスのドローに入れただけで嬉しかった」と初々しいオージーは、まさかの優勝に「信じられない」と笑顔を輝かせました。

グランドスラム単10連勝が掛かったデフロートは、決勝で大逆転勝利を演じて頂点へ。ダブルスも制し、全豪では３年連続となる単複制覇達成です。

オフィシャルパートナー
8年連続でオフィシャルパートナーを務めたヨネックスストリンギングチーム。精密な国内自社工場製マシン「PRECISION 9.0」を使用して、大会期間中6,938本を張り上げました。

使用用具

リンキー・ヒジカタ： EZONE98、 POLYTOUR STRIKE125
ディーデ・デフロート： VCORE 98、 REXIS COMFORT 125
エレーナ・ルバキナ： VCORE 100、 POLYTOUR FIRE 125
ベン・シェルトン： EZONE98、 POLYTOUR REV 125