TENNIS NEWS
世界に羽ばたくジュニアをサポート 伊達公子の名を冠したITFジュニア大会の開催決定
ヨネックスは、2020年11月30日(月)~12月6日(日)に愛媛県総合運動公園にて国内8大会目となるITFジュニア大会「リポビタン国際ジュニアSupported by KIMIKO DATE×YONEX PROJECT(以下、リポビタン国際ジュニア)」が開催となりますことをお知らせいたします。
ジュニアの育成が日本テニス界の急務となっている中、弊社は生涯契約を締結したヨネックスアドバイザリースタッフで元世界ランク4位の伊達公子とともに、15歳以下の女子ジュニアを対象に、グランドスラムジュニア出場を目指すジュニア育成プロジェクト「伊達公子×YONEX PROJECT」(以下、プロジェクト)を2019年1月に立ち上げ、活動しております。この活動に共感いただいた日本テニス協会や日本テニス協会のオフィシャルスポンサーである大正製薬株式会社にも、トップジュニア育成や日本のテニス事業発展のためにご協力いただいております。
グランドスラムジュニアに出場するためには、日本国内でもポイントが獲得できる試合環境の整備が必要不可欠であることから、プロジェクトの一環として「リポビタン国際ジュニア」を新設いたしました。昨今の新型コロナウイルスの流行を鑑み、大会の開催に関して慎重に協議を重ねて参りましたが、今年は、COVID-19オフィサーとして看護師を常駐、無観客での試合実施、参加者には大会2週間前から検温ならびに体調管理に努めていただくなど感染対策を行い、愛媛県松山市で開催いたします。
弊社は、プロジェクトの活動の一つである国際大会の開催を通して、日本テニス界の発展をサポートしてまいります。なお、本大会はテニス専門サイト・THE TENNIS DAILYでのオンライン放送を予定しております。
※今後も政府及び自治体の見解や新型コロナウイルス感染状況等によって、内容を変更する場合がございますので、あらかじめご了承下さい。
■本大会開催の背景と目的
2019年にITFのトーナメント改革が行われ、ITFジュニア大会がシニアツアーの下部大会として位置づけられたことにより、ITFジュニアの100位以内を目指すことがシニアツアーへの近道になりました。そこで日本国内ではITFジュニア大会がわずか7大会にとどまっている現状を受け、試合環境の整備が必要不可欠と考え、国内8大会目となるITFジュニア大会「リポビタン国際ジュニアSupported by伊達公子×YONEX PROJECT」を新設いたしました。現在、新型コロナウイルス感染の世界的な感染拡大の影響により、年代・レベルを問わずテニストーナメントが延期または中止となり、選手にとって練習の成果を発揮し、競う場が失われております。しかしテニスは非接触スポーツであり、感染症対策を行うことで試合開催は可能と考え、このたびITFとJTAの公認を受け、「リポビタン国際ジュニア」を開催することを決定しました。弊社は本大会の開催により、テニス界やスポーツ界を応援してまいります。
■大会ゼネラルプロデューサー 伊達公子 大会開催への想い
ジュニア育成のプログラムを立ち上げ、様々な角度からテニスの環境整備を検討する中で、現在、ジュニアたちが世界に出て、シニアの大会へと進む上では、やはりITFのポイントを獲得できる大会が必要であると感じました。私にとって縁のある愛媛で本大会の開催が決定できたこと、大変嬉しく思います。本大会が日本のテニス界の裾野を広げることに繋がり、出場した選手達の次なるステップへと羽ばたくきっかけになれば、開催の意義もより大きなものになると信じています。
世界的に新型コロナウイルス感染が懸念される厳しい状況下ではありますが、発展途上にあるジュニアたちから育成、経験の機会を奪うことは避けなければなりません。シニアでも徐々に大会が開催されるようになった中、本大会の開催により、他の地域でも開催しようという声が出てくることを期待しています。
■感染症対策について
本大会は、ITF 発表の大会再開プロトコル「RETURN TO INTERNATIONAL TENNIS PROTOCOLS-PARTICIPANTS」ならびに日本テニス協会発表の「JTA 公式テニストーナメント再開ガイドライン 」に基づいて開催いたします。COVID-19オフィサーとして看護師を常駐、無観客での試合実施、参加者には大会2週間前から検温ならびに体調管理に努めていただくなど、感染拡大防止のためにあらゆる配慮をした上で試合を行います。
大会概要
大会名
リポビタン国際ジュニアSupported by KIMIKO DATE×YONEX PROJECT
(英語 Lipovitan international junior tournament Supported by KIMIKO DATE×YONEX PROJECT)
カテゴリー
ITF World Tennis Tour Junior グレード5
共催
ヨネックス株式会社、株式会社 KD PLANNING
公認
国際テニス連盟(ITF)、公益財団法人日本テニス協会(JTA)
後援
愛媛県、松山市、愛媛県教育委員会、松山市教育委員会
協力
四国テニス協会、愛媛県テニス協会、株式会社伊予銀行
主管
株式会社東急エージェンシー
特別協賛
大正製薬株式会社
協賛
株式会社EMシステムズ、IKEUCHI ORGANIC 株式会社、サプティー株式会社
ゼネラルプロデューサー 伊達公子
日程
2020年11月29日(日) 予選サインイン
30日(月) 予選1日目
12月1日(火) 予選2日目/本戦サインイン
2日(水) シングルス1回戦
3日(木) シングルス2回戦/ダブルス1回戦
4日(金) シングルス準々決勝/ダブルス準々決勝
5日(土) シングルス準決勝/ダブルス準決勝
6日(日) シングルス決勝/ダブルス決勝
本戦WC大会(11 月 26 日(木))、予選WC大会(11 月 27 日(金))も開催いたします。
会場
愛媛県総合運動公園(愛媛県松山市上野町乙46)
サーフェス
ハードコート(プレクシクッション、17面)
ドロー
男女シングルス 本戦32ドロー 予選32ドロー
男女ダブルス 本戦16ドロー
使用球
ヨネックス マッスルパワートーナメント
競技規則
ITFトーナメント諸規則に準じる
試合方式
シングルス本戦:ベストオブ3タイブレークセットマッチ
シングルス予選:3セットマッチ(ファイナル10ポイントタイブレーク)
ダブルス本戦:3セットマッチ(ノーアド・ファイナル10ポイントタイブレーク)
参加料
50ドル または 6,000円
動画配信
THE TENNIS DAILY準々決勝よりライブ配信
関連リンク
>> 大会公式WEBサイト>> THE TENNIS DAILY WEBサイト