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シャポバロフが悲願のツアー初V イントゥルム・ストックホルム・オープン ベンチッチは今季2勝目で初のWTAファイナルズ出場権を獲得 VTBクレムリン・カップ
20日、男子ツアーのイントゥルム・ストックホルム・オープン(スウェーデン・ストックホルム/10月14日~20日)のシングルス決勝が行われ、第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)がフィリプ・クライノビッチ(セルビア)を6-4, 6-4のストレートで破り、悲願のツアー初タイトルを獲得しました。シャポバロフは16本のサービスエースを決めるなど、サービスで主導権を握るとリターンゲームでは初対戦のクライノビッチから2度のブレークに成功し、勝利を収めました。「この優勝はとても幸せで、誇りに思っています。僕とチームのみんなは優勝するためにここまでやってきた。カナダ人としてこの大会を初めて制したことも素晴らしいと感じる。優勝ボードに僕の名も加わると思うとワクワクする。」と悲願のツアー初優勝の喜びを爆発させていました。
女子ツアーのVTBクレムリン・カップ(ロシア・モスクワ/10月14日~20日)のシングルス決勝では、第3シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が地元優勝を目指すアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と対戦し、3-6,6-1,6-1を逆転で制し、今季ツアー2勝目を達成。世界トップ8による最終戦WTAファイナルズ(10月27~11月3日/中国・深セン)出場権を初めて獲得しました。これによりWTAファイナルズ出場は、チームヨネックスからシングルスで大坂なおみ、ベリンダ・ベンチッチ、ダブルスではティメア・バボス(ハンガリー)、デミ・スゥース(オランダ)の4名の出場が確定しました。ダブルスでは柴原瑛菜が天津に続き2週連続優勝の快挙を成し遂げています。
ジュニアでは、グランドスラムジュニアと同グレードである大阪市長杯2019世界スーパージュニアテニス選手権大会(大阪/10月14日~10月20日)の男女シングルス決勝が行われ、男子シングルスは、ジェフリー・フォン デル シュレンバーグ(スイス)が第10シードからの快進撃で決勝まで勝ち進みましたが、惜しくも破れ準優勝。女子ダブルスは、マリア・ボンダレンコ(ロシア)が優勝、男子ダブルスは、昨年シングルスで準優勝したブ・ユンチャオケテ(中国)が準優勝と3種目で将来有望なジュニア選手が決勝に絡む活躍を見せてくれました。
使用用具
デニス・シャポバロフ:VCORE 95、POLYTOUR STRIKE 125
ベリンダ・ベンチッチ:EZONE 100、POLYTOUR PRO 125
関連リンク
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