YONEX

TENNIS NEWS

2019.07.29Products(製品)

新振動吸収素材VDM搭載で雑振動を30%カット! ヘビードライブと高いコントロール性を実現するVCOREシリーズ最上位モデル「VCORE PRO 97、100」2019年9月中旬より発売

VCORE PRO 97(左)と、スタン・ワウリンカ、フランシス・ティアフォ(右)


ヨネックスは、高いスピン性能のテニスラケット「VCORE(Vコア)」シリーズから、新衝撃吸収素材を搭載し、クリアな打球感で正確なコントロールも実現するハードヒッター向けの最上位モデル「VCORE PRO 97」、「VCORE PRO 100」を2019年9月中旬より発売いたします。

トップレベルの試合では長いラリーによるポイントが増加傾向にあり、ロングラリーを制するために、最後の一本まで正確にコントロールできるラケットが求められています。

VCORE PROは、強靭なしなりと復元力を特長とする新次元カーボン素材「Namd(エヌアムド)※1」をシャフト部に搭載。また、エネルギーロスの少ないグロメット構造でスピン性能4%アップ※2、ボールスピード2.7%アップ※2、バウンド後のボールが弾む高さ10cmアップ※2を実現し、相手を打ち崩すヘビードライブを繰り出します。

今回新たに特殊なメッシュ状の新振動吸収素材「Vibration Dampening Mesh(VDM)」をグリップ部に内蔵。さらに、この新素材を従来素材よりも広範囲にわたって使用することで雑振動を30%カット※3。疲労の蓄積を抑えるとともに、正確な打球情報が得られることで、精度の高いボールコントロールを可能にします。

グランドスラム3勝のスタン・ワウリンカ(スイス)は、ロジャーズカップ(カナダ・モントリオール/8月5日~11日)から使用開始予定で、有望若手選手のフランシス・ティアフォ(アメリカ)はすでに使用を開始しています。

※1 Namdは、ニッタ㈱が開発した「ナノ分散カーボンナノチューブを炭素繊維へ均一複合化」する技術です。
※2 弊社スウィングロボット測定データに基づく(弊社従来品比)
※3 従来品との比較、弊社調べ

INNOVATION

■弊社独自の形状理論「アイソメトリック®」


アイソメトリックとは、スウィートエリアを拡大させるヨネックス独自の形状理論。縦横のストリングの長さを均等に近づけることで、一般的な円形ラケットに比べて7%※広いスウィートエリア を実現。30年以上もの間、世界のトッププレーヤーに愛され続け、数々のタイトルを獲得し、現在もなお進化を続けています。

※弊社調べ

■新振動吸収素材「VDM(Vibration Dampening Mesh)」がラケットの振動を大幅カット


特殊なメッシュ状の新振動吸収素材「VDM」をグリップ部に内蔵。従来素材よりも広範囲にわたって使用することで、フレームの固有振動はそのままに、雑振動(ストリングの固有振動)を30%カット※ し、正確なショットに求められる打球情報が得られます。

※弊社調べ

■強靭なしなりと復元力を生む新次元カーボン「Namd※(エヌアムド)」


スウィングスピードが速くなっても硬くなりにくい特性を持つ新次元カーボン「Namd」をシャフト部分に採用することで、強靭なしなりと復元力を生み出し、ボールに強力なパワーとスピンを与えます。

※Namdは、ニッタ㈱が開発した「ナノ分散カーボンナノチューブを炭素繊維へ均一複合化」する技術です。

■ ボールを潰してパワーを逃さず伝える「LOCK BOOSTER(ロックブースター)」
※特許出願中


グロメット(ストリングの穴を保護するパーツ)に3本のリブをつけてストリングとの密着度を高め、打球時のエネルギーロスを軽減。ボールを潰し、競技者が求めるバウンド後に加速する重いスピンボールを実現します。

実証データ

・「2019年モデルVCORE PRO 97」は「2018年モデルVCORE PRO 97」と同様の 破壊力があるヘビードライブ性能を有することを示します。
・「2019年モデルVCORE PRO 97」と「2018年モデルVCORE PRO 97」の 性能データは同一の弊社従来品と比較しています。

スウィングロボット測定データに基づく


関連リンク

>VCORE PRO 97
>>VCORE PRO 100