TENNIS NEWS
2017.05.08Matches（大会・試合）
伊達がASTRELを手に公式戦復帰。2,800人の観客の前で新たなスタートを切る
5月3日、岐阜県長良川テニスプラザにてカンガルーカップ国際女子オープンのシングルス1回戦が行われ、 伊達公子が左膝の手術を乗り越え公式戦に復帰しました。注目の試合は、第3シードのジュ・リン（中国）に 2-6、2-6で敗れたものの、伊達の勇姿を一目見ようと集まった2,800人の観客の前で、いきいきとしたプレーを 見せました。試合後伊達は「やっとスタートラインに立てた。私の中では何よりも大きな一歩を踏み出せたと 思います。試合には負けたけれど、勝負は十分にできると感じました。ラケットもこの復帰に向けて ASTRELに変えましたが、伸びのあるボールを楽に打てるので信頼しています」と笑顔で手応えを語りました。
満員のセンターコートでいきいきとしたプレーを披露
今後、プロテクトランキングを使い年間8試合に出場予定で、直近では韓国のITFサーキットに出場を予定 しています。そして早速嬉しいニュースです！5月7日に行われたチャンウォン女子チャレンジャー （韓国・チャンウォン）のシングルス予選1回戦で、伊達がインド人選手を6-0、6-0で下し、復帰後初勝利を 挙げました。自身のFacebookでは、「46歳で人生初の予選サインインを済ませた」など、 新たな挑戦を心から楽しんでいる様子が伺えます。
今後一層の活躍に期待しましょう。