TENNIS NEWS
2017.01.25Matches(大会・試合)
全豪オープンを匠の技で支えるヨネックスストリンギングチーム ~ジュリアン・リー~
全豪オープン期間中、匠の技で選手のプレーを支えるヨネックスストリンギングチーム。 縁の下の力持ちであるチームメンバーから1人ずつ紹介します!
4人目はチームの重鎮ジュリアン・リー。ストリンギングを“チョコレート”にたとえ、「チョコレートは時間が経つと溶けていくように、ストリンギングの鮮度(テンション)も張り上げた瞬間から徐々に落ちていく。張りたての状態が一番おいしい」 と語るなど、一見強面に見えますが、実はロマンチスト!?なストリンガーです。
―張りで心がけていること
安定感と作業の速さを大事にしているよ。選手に合う技を使ったり、テンションがロスしないようクランプを正しい位置に設置したり。トップレベルの選手は張りの細かい差も分かってしまうからね。夜が遅い時もあるから毎回完璧にやるのは難しいけど精一杯やるよ。
―チームの雰囲気
今年も世界中から面白いメンバーが集まったね。張りは基本一緒だけど、国によって技が違ったりして面白いね。みんな凄く仲が良いよ。
―ストリンガーを目指す方にアドバイス
とにかく沢山のラケットを張ること。常に自分のスキルを磨き、たくさんミスして学ぶんだ。張り方だけではなく、ラケットの全体的な用意の流れを覚えるのが大事。基礎をきちんと覚えればいつか大きな大会にもストリンガーとして参加できるよ。
―ユーザーへアドバイス
定期的にラケットを張り変えた方が良いね。特にポリエステルストリングのテンションを保ちたいのなら、一般ユーザーだと1ヵ月半~2ヵ月に1回張り変えた方が良いよ。