BADMINTON NEWS
伝統を誇る『ヨネックス全英選手権』でチームヨネックスが席巻!
100年を越える歴史を持つ『ヨネックス全英選手権』は3月19日、第113回目の決勝戦を迎え、ヨネックスチームが5種目制覇を達成。1984年のパートナーシップ契約締結から 40 回目となる節目にうれしい結果となりました。
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数々のスターを生み出してきた男子シングルスに、新たなヒーローが誕生しました。栄えある全英王者に輝いたのは、1年前は世界ランキング64位だった23歳のリー・シーフェン(中国)。決勝戦、ケガから復帰したエース、シー・ユーチ(中国)に1ゲーム26―24で競り勝ち、そのまま頂点へ駆け抜けました。
リー・シーフェンにとって、スーパー300以上のタイトルは初。今後は爽快なアタック力でトップランカーたちと熱き戦いを繰り広げてくれそうです。
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女子シングルスも若きホープが激戦を制しました。21歳のアン・セヨン(韓国)は、決勝戦でチェン・ユーフェイ(中国)と対戦。長いラリーに持ち込みたいチェンに2ゲーム目を奪われましたが、3ゲームは19本でねばり勝ちしました。75分の激闘を終えると、大粒の涙を流し、初の全英タイトルを喜びました。
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男子ダブルスは、今年、もっとも勢いのあるリアン・アルディアント&ファジャル・アルフィアンペア(インドネシア)が王座へ。インドネシアでは「偉大な父たち」と呼ばれる35歳&38歳のベテラン、ヘンドラ・セティアワン&モハマド・アッサンペアにストレート勝ちを収めました。昨年暮れ、初めて世界ランキング1位に就いた2人が、今後、絶対王者の地位を固められるかに注目です。
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韓国対決となった女子ダブルス決勝は、経験豊富なキム・ソヨン&コン・ヒヨンペアに軍配が上がりました。昨年から組み始めたイ・ソヒ&ベク・ハナペアの陣形を強打で崩した形です。5本、12本の圧勝でした。
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混合ダブルスは、優勝筆頭候補のジェン・スーウェイ&ファン・ヤーチョンペア(中国)が4年ぶりに頂点奪回。決勝戦、韓国ペアに3ゲームに持ち込まれますが、緊張の場面でも試合運びのうまさが目立ち、全英2回目の優勝を勝ち取りました。
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なお、ヨネックス契約選手は、「2023 春夏モデル」をまとい決戦に挑みました。ヨネックス独自のウェア内を 3℃涼しくするベリークール等の高機能を搭載し、速乾性、通気性を高めた高機能ウェアで選手のパフォーマンスをサポート。 また、高品質のシャトルコック「Tournament」をはじめとしてコートマットの提供や、高い技術を持つ「ヨネックスストリンギングチーム」のサービスを通じて同大会をサポートしました。
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使用用具
リー・シーフェン:
ASTROX 100 ZZ、
BG66 ULTIMAX、
POWER CUSHION COMFORT Z
シー・ユーチ:
ASTROX 100 ZZ、
BG80 POWER
アン・セヨン:
ASTROX 77 PRO、
BG80、
POWER CUSHION AERUS Z WOMEN
チェン・ユーフェイ:
ASTROX 77 PRO、
EXBOLT 63、
POWER CUSHION 65 Z
リアン・アルディアント:
ASTROX 88 D PRO、
AEROBITE BOOST、
POWER CUSHION COMFORT Z
ファジャル・アルフィアン:
ASTROX 77 PRO、
BG80、
POWER CUSHION 65 Z
キム・ソヨン:
ASTROX 88 D PRO、
BG66 ULTIMAX、
POWER CUSHION ECLIPSION Z
コン・ヒヨン:
ASTROX 88 D PRO、
BG80、
POWER CUSHION ECLIPSION Z
イ・ソヒ:
NANOFLARE 700、
AEROBITE、
POWER CUSHION ECLIPSION Z
ベク・ハナ:
ASTROX 88 S、
AEROBITE、
POWER CUSHION AERUS Z WOMEN
ジェン・スーウェイ:
ARCSABER 11 PRO、
AEROBITE、
POWER CUSHION 65 Z
ファン・ヤーチョン:
ASTROX 77 PRO、
EXBOLT 63、
POWER CUSHION 65 Z