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2019.08.26Matches(大会・試合)

世界を驚愕させた大快挙!桃田賢斗選手、ナガマツペアが日本人初の連覇達成!日本勢は全種目でメダルを獲得! 世界選手権2019


『世界選手権2019』(スイス・バーゼル)の各種目決勝が8月25日に行われ、男子シングルスの桃田賢斗選手(NTT東日本)、女子ダブルスの永原和可那&松本麻佑ペア(北都銀行)が日本人初となる連覇を達成しました。桃田選手は昨年の世界選手権から使用し始めたASTROX 99を、松本選手は今大会から新製品ラケットNANOFLARE 800を使用しての快挙達成です。

また、女子ダブルスの福島由紀&廣田彩花ペア(アメリカンベイプ岐阜)、男子ダブルスの保木卓朗&小林優吾ペア(トナミ運輸)、女子シングルスの奥原希望選手(太陽ホールディングス)は銀メダル、混合ダブルスの渡辺勇大&東野有紗ペア(日本ユニシス)は銅メダルを獲得。ワールドツアーベスト4モデルを纏った日本勢が躍動し、全種目でメダルを獲得する快挙を成し遂げました。


男子シングルスの決勝は、桃田選手が世界ランキング9位のアンダース・アントンセン(デンマーク)と対戦。第1ゲームの序盤こそ相手にリードを許すものの、連続得点で一気に覆して21-9、21-3で圧勝し、日本の男子シングルス史上初の世界選手権連覇を達成。今大会、全試合でストレート勝ちを収め、昨年9月に世界ランキング1位になって以来、そのポジションを守り続けている絶対王者の地位を確固たるものにしました。


女子ダブルスの決勝は、前大会と同様、永原&松本ペアと福島&廣田ペアの日本人対決が実現。永原&松本が21-11で第1ゲームを取ると、第2ゲームは福島&廣田が22-20で接戦を制し、勝負の行方はファイナルゲームへ。永原&松本が20-15と優勝に王手をかけるものの、福島&廣田が20-20まで追いつき、どちらが勝ってもおかしくない一進一退の攻防を繰り広げますが、最後は永原&松本が23-21で勝利。1時間25分にも及んだ手に汗握る大熱戦に会場は大いに沸きました。永原&松本は日本勢初の大会連覇を達成して世界女王の実力を世界に示し、福島&廣田は3大会連続の銀メダルとなりました。




準決勝で世界ランキング3位の中国ペアをストレートで下す大波乱を巻き起こした男子ダブルス世界ランキング13位の保木&小林ペアは、元世界王者のインドネシアペアに敗れ、惜しくも銀メダルとなりましたが、今大会の大躍進により存在感をアピールしました。また、女子シングルスでは、2017年大会優勝の奥原選手が銀メダルを獲得。混合ダブルスの世界ランキング3位の渡辺&東野ペアが銅メダルを勝ち取っています。

今大会では初めてパラバドミントンの世界選手権も併催され、日本勢では初出場の里見紗李奈選手(NTT都市開発)が車いすWH1クラスで初優勝を飾るなど、大きな盛り上がりを見せ、高まりつつあるパラバドミントンへの人気を示す大会となりました。

使用用具

桃田賢斗:ASTROX 99AEROBITEPOWER CUSHION 65Z 2
永原和可那:ASTROX 88 SAEROBITEPOWER CUSHION 66Z
松本麻佑:NANOFLARE 800AEROBITEPOWER CUSHION COMFORT Z WIDE MID
福島由紀:ASTROX 88 DNANOGY 95POWER CUSHION 65Z
廣田彩花:ASTROX 88 SNANOGY 95POWER CUSHION AERUS 3 WOMEN
保木卓朗:DUORA 10 LTBG80 POWERPOWER CUSHION AERUS 3 MEN
小林優吾:DUORA Z-STRIKENANOGY 95POWER CUSHION AERUS 3 MEN
渡辺勇大:DUORA Z-STRIKEBG66 ULTIMAXPOWER CUSHION 65Z 2
東野有紗:NANOFLARE 700BG66 ULTIMAXPOWER CUSHION 65Z

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