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ASTROX使用選手が続々と頂点へ!日本勢は3種目制覇 スディルマンカップに向け進路良好!シンガポールオープン
『シンガポールオープン』(Super500)の各種目決勝が4月14日に行われ、ASTROXシリーズのラケット使用選手が全5種目中4種目で優勝。日本勢は男子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルスの3種目を制覇しました。
男子シングルスの桃田賢斗選手(NTT東日本)は好敵手のアンソニー・シニスカ・ギンティング(インドネシア)と対戦。昨年9月のチャイナオープン等でギンティングに苦杯を嘗めさせられた桃田は第1ゲームを10-21で落としますが、第2ゲームで21-19と競り勝ちます。ファイナルゲームでは、8-12の劣勢から9連続得点で逆転し、そのまま突き放して21-13で勝利。王者の貫禄を見せつけ、先月のヨネックス全英選手権に続き、今季3勝目を挙げました。
男子ダブルスで世界ランキング3位の園田啓悟&嘉村健士ペア(トナミ運輸)は元世界王者のモハマド・アッサン&ヘンドラ・セティアワン(インドネシア)に挑みます。準決勝で現世界王者のマルクス・F・ギデオン&ケビン・S・スカムルヨ(インドネシア)を破り波に乗る園田&嘉村ペアは、第1ゲームを21-13で取りますが、第2ゲームは19-21で競り負け、勝負の行方はファイナルゲームへ。最後は5連続得点で逃げ切り、21-17で試合を制しました。園田&嘉村ペアのワールドツアーでの優勝は昨年7月のタイオープン以来、9ヵ月ぶり。今季初優勝を掴み取った瞬間、ガッツポーズで喜びを爆発させました。
女子ダブルスでは、今季出場したすべての大会でベスト8以上に入り、自己最高の世界ランキング2位となっている永原和可那&松本麻佑ペア(北都銀行)がキム・ヒェジョン&コン・ヒヨン(韓国)と対戦。1月のインドネシアマスターズの決勝にも進出している昇り調子の若手ペアを相手に永原&松本ペアは21-17、22-20でストレート勝ち。昨年10月のヨネックスフランスオープン以来となる、今季初優勝を手にしました。
混合ダブルスでは、準決勝で世界ランキング1位の中国ペアを破ったデチャポン・プアヴァラヌクロー&サプシリー・タエラッタナチャイペア(タイ)がマレーシアペアを21-14、21-6で撃破。わずか33分で勝負をつけ、上位大会で初優勝を飾りました。
好成績で東南アジアラウンドを終えたチームヨネックス。5月19日に開幕する男女混合国別対抗戦・スディルマンカップ(中国・南寧)での熱戦にもご注目ください。
使用用具
桃田賢斗:ASTROX 99、AEROBITE、POWER CUSHION 65Z
アンソニー・シニスカ・ギンティング:ASTROX 88 D、AEROBITE、POWER CUSHION 65Z MEN
園田啓悟:ASTROX 88 D、NANOGY 95、POWER CUSHION AERUS 3 MEN
嘉村健士:ASTROX 88 S、AEROBITE BOOST、POWER CUSHION AERUS 3 MEN
永原和可那:ASTROX 88 S、AEROBITE、POWER CUSHION 66Z
松本麻佑:DUORA 10、AEROBITE、POWER CUSHION COMFORT Z WIDE MID
デチャポン・プアヴァラヌクロー:ASTROX 88 S、強チタン、POWER CUSHION 65Z MEN
サプシリー・タエラッタナチャイ:ARCSABER 11、強チタン、POWER CUSHION ECRIPSION Z
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