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小田凱人が“ヨネックス決戦”制しウインブルドン2度目の戴冠! 男女単複・ジュニアでも話題に

例年より暑いロンドンをより熱くし、2週間に及ぶウインブルドンが7月13日に閉幕。チームヨネックスの面々は今大会でも、あらゆる部門で印象的な活躍を見せました。
車いすテニス界の両雄、小田凱人選手とアルフィー・ヒューエット選手(イギリス)は、今大会も決勝で対戦。先にセットを奪ったのは、地元の大声援を背に戦うヒューエット。ですが、小田が徐々にリターンとサーブの調子を上げ、3-6, 7-5, 6-2の逆転勝利を手にしました。
小田が獲得した四大大会単タイトルは、これで通算6つ目。グランドスラム制覇を目指し、この夏の全米オープンに挑みます。
ジュニア部門では、Vamos・ Jの卒業生たちが活躍しています。ニエル・マクドナルド選手(ドイツ)とミカ・ストイサビレビッチ 選手(イギリス)は、いずれも2019年のUKキャンプに参加。ストイサビレビッチは昨年のUS オープン少女シングルスを、マクドナルドは今年の全仏オープン少年シングルスで優勝しています。二人は今回のウインブルドンジュニアにも参戦し、大人への足掛かりを築いています。
女子ダブルスでは、エリーズ・メルテンス選手(ベルギー)がベルニカ・クメルベトワ選手と組み優勝。メルテンスは通算5つ目のグランドスラム複タイトルを手にしました。女子シングルスでは、僅か15カ月前に出産したベンリダ・ベンチッチ選手(スイス)が、ウインブルドンで初のベスト4に進出。彼女の持ち味であるスマートなプレーは、母となり一層の円熟味を見せています。
男子シングルスで躍進したのは、 “ビッグ・ベン”ことベン・シェルトン選手(アメリカ)。この大会では自己最高成績である準々決勝進出を果たしました。今年は全豪オープンでベスト4、全仏オープンでも4回戦に勝ち進み、どの大会でも最高戦績を更新。母国開催の全米オープンでは、さらなる活躍が期待できそうです。

小田 凱人:EZONE 100、POLYTOUR SPIN 125/POLYTOUR PRO 125
アルフィー・ヒューエット:EZONE 98L
ニエル・マクドナルド:EZONE 98、POLYTOUR PRO 125、ECLIPSION 5
ミカ・ストイサビレビッチ:EZONE 100、POLYTOUR PRO 125
エリーズ・メルテンス:EZONE 100、POLYTOUR PRO 125
ベリンダ・ベンチッチ:EZONE 100、POLYTOUR PRO 125
ベン・シェルトン:EZONE 98、POLYTOUR STRIKE 130/POLYTOUR PRO 125