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全日本王者たちが貫録を見せる!YONEX CUP 国際ソフトテニス札幌大会 2025

矢野颯人、上松俊貴ペア
天間麗奈、宮前希帆ペア
(上:矢野颯人、上松俊貴ペア 下:天間麗奈、宮前希帆ペア)

2月23日、北海道立総合体育センター「北海きたえーる」にてYONEX CUP 国際ソフトテニス札幌大会が開催され、男子では矢野颯人(早稲田大学)、上松俊貴(NTT西日本)、女子では天間麗奈(東北高校)、宮前希帆(ワタキューセイモア)がそれぞれペアとして初優勝となりました。

集合写真

今大会は3大会ぶりに韓国、チャイニーズタイペイの両国からの参戦となり、韓国からは2024年9月に開催された世界選手権でシングルス、ダブルス、国別対抗戦の3冠を獲得したイ・ミンソン選手、チャイニーズタイペイからは同じく世界選手権でダブルス連覇を成し遂げたユー・カイウェン選手を筆頭に世界のトッププレイヤーが集結し、日本勢との激戦が期待できる陣容となりました。

男子では、全日本王者の上松選手と、来期NTT西日本加入が内定している矢野選手が初のペアリングで参戦。予選リーグでは同じく日本代表で今大会安藤優作選手(東邦ガス)と組んだ丸山海斗選手(one team)を退け突破すると、準決勝では次代の日本代表候補として名高い橋場・菊山ペア(法政大学)をストレートで破る快進撃。決勝ではディフェンディングチャンピオン広岡・長江ペア(NTT西日本)と対戦。広岡・長江の誇る攻撃的戦術を上回る試合運びを見せ、ペアリングとして初めての試合で見事タイトルを獲得しました。

男子写真1
男子写真2
男子写真3

女子では昨年の全日本選手権から勢いに乗る天間・宮前がこの大会でも躍動。インカレ連覇の久保田・原をストレートで退け、予選ブロックを突破。準決勝も通過し、迎えた決勝の相手は全日本選手権の準決勝でも相対した天間・左近(日本体育大学)と対戦。前回は⑤-1と力の差を見せつけた勝利でしたが、今回はファイナルゲームにもつれ込む接戦に。お互い譲らず一進一退の攻防を繰り広げますが、随所でダブルフォワードを使いながら、戦術の幅を見せつけ、全日本インドアに続くインドアのビックタイトルを勝ち取りました。

女子写真1
女子写真2
女子写真3

2024シーズンの全日本級のインドア大会はこれで一区切りとなり、来月3月7日から始まる平和カップひろしま国際ソフトテニス大会から2025シーズンに向けた闘いにシフトしていきます。

【大会結果】

(男子)
優勝 :矢野颯人、上松俊貴(早稲田大学、NTT西日本)
準優勝:広岡宙、長江光一(NTT西日本)
第3位:橋場柊一郎、菊山太陽(法政大学)
第3位:米川結翔、高月拓磨(明治大学、ヨネックス)

(女子)
優勝 :天間麗奈、宮前希帆(東北高校、ワタキューセイモア)
準優勝:天間美嘉、左近知美(日本体育大学)
第3位:原口美咲、古田麻友(ワタキューセイモア)
第3位:佐藤日香莉、根岸楓英奈(東芝姫路)

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