男女アメリカ勢が準々決勝に進出 メルボルンの青い空に星条旗が揺れる　全豪オープン2025

真夏のメルボルンで、１月12日に開幕した全豪オープンも、大会２週目に突入。男女ベスト８が出そろい、ヨネックス・ファミリーからは男子のトミー・ポール、ベン・シェルトン、そして女子ではエマ・ナバーロと、アメリカ勢が“エリート・エイト”に名を連ねました。

今大会、全て３セットマッチを制して勝ち上がったナバーロは、４回戦のダリア・カサトキナ戦でも、やはりフルセットの大接戦で勝利。

彼女が長い試合に強いのは、決して偶然ではなさそうです。「メンタルの強さ、そしてフィジカルには自信がある」と、ナバーロ。さらに、豊富なショットセレクションも、彼女が長い試合に強い理由です。「“道具箱”にたくさんの道具が入っていて、必要に応じて使い分けられるのが、自分の強さだと思う」そう語る彼女が、次に対戦するのは第２シードの、イガ・シフィオンテク。“フルセットの女王”は、「できれば２セットで勝ちたいな」と笑みを浮かべました。

シェルトンは、38歳のベテラン、ガエル・モンフィス（フランス）と３セットすべてタイブレークの激戦を演じますが、第４セットに入ったところでモンフィスの棄権で勝利を手にしました。

大会２週目に入り、ジュニア部門もスタート。男女それぞれ20名の選手が、ヨネックスラケットを使用。これは全ラケットメーカー中、２位のシェアになります。“未来のスター”たちの奮闘にも注目ください。

エマ・ナバーロ (USA) | VCORE 98 / POLYTOUR REV 125

ベン・シェルトン (USA) | EZONE 98 / POLYTOUR STRIKE 125 / POLYTOUR PRO 125