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新ペア・五十嵐有紗選手&櫻本絢子選手が初の優勝 ヨネックスサンライズ インドオープン

ワールドツアー2025の第2戦インドオープン(Super750)は、119日に各種目の決勝戦が行われ、チームヨネックスは4種目で優勝しました。日本勢は、昨年9月に組み始めた女子ダブルスの五十嵐有紗選手&櫻本絢子選手(BIPROGY/ヨネックス)がペアとして初優勝、女子シングルスの宮崎友花選手(柳井商工高)が3位入賞を果たしました。

結成してわずか5カ月の五十嵐選手&櫻本選手が、難敵を次々に下し、頂点へ駆け上がりました。準々決勝、準決勝では、中国ペアを接戦で下すと、決勝で韓国ペアと対戦。第1ゲームを21-15で奪うと、2ゲーム目は五十嵐選手のジャンピングスマッシュなどで、9連続ポイントに成功。21-13で快勝しました。

櫻本選手は、新ペアについて「女子ダブルスでは有紗のように攻撃的にジャンプスマッシュできる選手は少ない。それが強みになる」と語り、今後の課題は、コンビネーションを高めていくことと語りました。

五十嵐選手(左)は、女子ダブルスについて「常に速いスピードをキープしないといけないミックスダブルスと違い、緩急が必要」と話す。右は櫻本選手

男子シングルスは、バドミントン界のビッグタイトルをすべて持つ、ビクター・アクセルセン選手(デンマーク)が今季初タイトルを獲得しました。5試合中、3試合がファイナルゲームにもつれる苦しい戦いが続いただけに、決勝戦でホンコンチャイナ選手をストレートで退けると、安堵の表情が浮かびました。

1月4日、31歳を迎えたアクセルセン選手。ベテランになっても圧倒的な攻撃力は健在

女子シングルスは、世界ランキング1位のアン・セヨン選手(韓国)が前週のマレーシアオープンに続いて連続優勝し、今季2勝目を挙げました。今大会でも全試合ストレート勝ちで、女王の風格を見せつけました。

決勝戦は世界ランキング8位のタイ選手に21-12、21-9で勝利

また、日本のホープ宮崎友花選手が準決勝へ進出。タイ選手には敗れましたが、21-1122-2419-21という73分に及ぶ熱戦で、次につながる戦いとなりました。

テンポの速い展開で対戦相手を苦しめた宮崎選手

混合ダブルスでは、昨年、4勝を挙げたジャン・ジェンバン選手&ウェイ・ヤーシン選手(中国)がファイナルゲーム2試合を制して決勝へ進出し、今季初優勝を飾りました。

準優勝には、ヨーロッパの雄・トム・ジケル選手&デルフィーヌ・デルリュ選手(フランス)が輝きました。決勝戦では、ジャン選手&ウェイ選手の猛攻を粘り強いレシーブで耐え、18-2117-21と健闘を見せました。

混合ダブルスの表彰式。左からジケル選手、デルリュ選手、ウェイ選手、ジャン選手

男子ダブルスは、前週のマレーシアオープンに続き、キム・ワンホ選手&ソ・スンジェ選手が決勝に進出しました。惜しくもマレーシアペアにファイナルゲームで敗れましたが、2週連続で決勝へ進んだことで、新ペアの実力を証明。今年、男子ダブルス界の台風の目になっていくかもしれません。

キム・ワンホ選手(右)&ソ・スンジェ選手は、ファイナルゲームと延長ゲームを何度も制して準優勝

なお本大会は、シャトルコックやコートマットの提供及びオフィシャルストリンガーを務めるなど、ヨネックスが用具から大会運営までを全面的にサポートいたしました。

使用用具

ビクター・アクセルセン: ASTROX 100 ZZ BG80 POWER CUSHION 65 Z

アン・セヨン:ASTROX 77 PRO BG80 POWER CUSHION AERUS Z WOMEN

五十嵐有紗:NANOFLARE 700 PROEXBOLT 63 POWER CUSHION 65 Z

櫻本絢子:ARCSABER 11 PRO AEROBITE POWER CUSHION 65 Z

ジャン・ジェンバン:NANOFLARE 1000 Z AEROBITE POWER CUSHION 65 Z

ウェイ・ヤーシン:ARCSABER 7 PROBG 80 POWER CUSHION 65 Z SLIM

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