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ワールドツアー2025がスタート 福島選手&松本選手がペア初の優勝 マレーシアオープン
ワールドツアー2025の初戦マレーシアオープン(Super1000)は、1月12日に各種目の決勝戦が行われました。チームヨネックスは全種目を制覇。日本は昨秋、ペアを結成した福島由紀選手&松本麻佑選手(岐阜Bluvic/ほねごり)が、ペアとして初優勝を飾りました。
この日最初に始まった女子ダブルス決勝戦、は、日本の福島選手&松本選手が95分に及ぶ大熱戦を制し、頂点へ駆けあがりました。それぞれ世界ランキング1位を経験したことがある2人は、昨秋、ペアを結成したばかり。国際大会3回目にしての快挙となりました。
男女シングルスは、世界ランキング1位が順当に栄冠を勝ち取りました。男子シングルスはシー・ユーチ選手(中国)が、デンマーク選手を寄せ付けず、21-8、21-15の圧勝。28歳のベテランは、「これまで中国選手はマレーシアオープンであまり勝てていませんが、僕は昨年、準優勝の経験を生かすことができました」と振り返りました。
女子シングルスのアン・セヨン選手(韓国)は、第1ゲーム、中国の新エース、ワン・ジイー選手に8-11と先行されますが、9連続得点などして逆転。2ゲーム目は21-7で終わらせました。試合後、アン選手は「リフレッシュした気持ちで新年をスタートできました」と喜びを語っています。
韓国勢は男子ダブルスも制覇。混合ダブルスで強さを見せてきたキム・ワンホ選手が、サウスポーのソ・スンジェ選手と組み、中国ペアを下しました。「勝ちたいという気持ちが強すぎて」(ソ選手)、1ゲーム目を21-19で落としますが、2、3ゲーム目はともに21-12で奪取し、歓喜に湧きました。
混合ダブルスは、元世界1位のデチャポル・プアヴァラヌクロー選手がスピッサラー・パエウサムプラン選手と組み優勝。世界1位の中国ペアには2ゲーム目を奪われますが、3ゲーム目は、15-15から連続ポイントで抜け出しました。本格的に組み始めて間もないペアですが、近々、世界の第一線に躍り出てきそうです。
なお、会場にはたくさんのバドミントンファンが訪れ、ヨネックスブースにもたくさんのお客様にお越しいただきました。
使用用具
シー・ユーチ:ASTROX 100 ZZ、BG80 POWER
アン・セヨン:ASTROX 77 PRO、 BG80、 POWER CUSHION AERUS Z WOMEN
キム・ワンホ:NANOFLARE 700、BG80、POWER CUSHION 65 Z
ソ・スンジェ:NANOFLARE 700、 BG80、 POWER CUSHION 65 Z
福島由紀:ASTROX 88 D PRO、 NANOGY 95、 POWER CUSHION 65 Z
松本麻佑:ARCSABER 7 PRO、AEROBITE、POWER CUSHION COMFORT Z WIDE MID
デチャポル・プアヴァラヌクロー:ASTROX 88 D PRO、 AEROBITE BOOST、 POWER CUSHION 65 Z
スピッサラー・パエウサムプラン:ARCSABER 11 PRO、 BG65TI、 POWER CUSHION ECLIPSION Z WOMEN