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全日本チャンピオンが強さをみせつける! YONEX CUP 2024 国際ソフトテニス札幌大会

男子優勝の広岡・長江ペア
男子優勝の広岡・長江ペア
女子優勝の志牟田・根岸ペア
女子優勝の志牟田・根岸ペア

2月18日(日)北海道立総合体育センター「北海きたえーる」にてYONEX CUP 2024 国際ソフトテニス札幌大会が開催され、男子では広岡宙・長江光一ペア(NTT西日本)、女子では志牟田智美・根岸楓英奈ペア(東芝姫路)が優勝。男女ともに2023全日本選手権でタイトルを獲得したペアが頂点に。今シーズンの強さと勢いを如何なく披露しました。

男子ではチャイニーズタイペイ代表から現世界チャンピオンでもあるユー・カイウェン、リン・ウエイジェ選手を筆頭に、例年にも増して強力な選手が出場いたしました。
坂口・野本ペア(尽誠学園高校)がベスト4進出など、将来を期待される若手の活躍も光りましたが、決勝には日本一のチームであるNTT西日本から広岡・長江ペア、本倉・上松ペアが安定感のある試合運びで進出しました。
常に技術、戦術を刷新し取り入れるNTT西日本のメンバーはクオリティの高いダブルフォワード、要所でジャンピングサーブを放つなど来場の観客を引き込みました。

長江選手
上松選手
(NTT西日本のジャンピングサーブを披露する 上:長江選手、下:上松選手)

女子では2023シーズンの顔といっても過言ではない高橋・岩倉ペア(どんぐり北広島)、前田・中谷ペア(須磨学園高校)、志牟田・根岸ペア(東芝姫路)、貝瀬・渡邉ペア(ヨネックス)がベスト4に進出。
そして決勝には史上初高校生で全日本インドアを制した前田・中谷ペアと、全日本選手権優勝の志牟田・根岸ペアが全日本選手権決勝以来、再び激突することになり、タイトルを獲得し、勢いに乗る前田・中谷ペアが序盤からゲームを支配。一方で日本代表でも活躍した志牟田選手が落ち着いてゲームを立て直し、ポイントを重ね、徐々に巻き返し、試合はファイナルへ。
最後は若手の勢いを完全に抑え込んで、志牟田・根岸が見事に逆転勝利を飾りました。

1ポイントごとに楽しそうするプレーする前田・中谷ペア
(1ポイントごとに楽しそうするプレーする前田・中谷ペア)
2023シーズン、出場したほぼすべての大会でベスト4以上の戦績を収めた志牟田・根岸ペア
(2023シーズン、出場したほぼすべての大会でベスト4以上の戦績を収めた志牟田・根岸ペア)

【YONEX CUP 2024大会結果】

優勝:広岡宙・長江光一(NTT西日本)
準優勝:本倉健一郎・上松俊貴(NTT西日本)

(男子)
優勝:広岡宙・長江光一(NTT西日本)
準優勝:本倉健一郎・上松俊貴(NTT西日本)
第3位:坂口生磨・野本凌生(尽誠学園高校)
    後藤佑斗・増田達四郎(なべ‘s チルドレン)

優勝:志牟田智美・根岸楓英奈(東芝姫路)
準優勝:前田梨緒・中谷さくら(須磨学園高校)

(女子)
優勝:志牟田智美・根岸楓英奈(東芝姫路)
準優勝:前田梨緒・中谷さくら(須磨学園高校)
第3位:貝瀬ほのか・渡邉絵美菜(ヨネックス)
    高橋乃綾・岩倉彩佳(どんぐり北広島)

2024224日(土)には香川県にて“FASカップ”が開催され、志牟田、貝瀬、渡邉選手など日本を席巻してきたプレーヤーたちもここで現役を退くことになります。

ぜひお近くの方はご観戦いただき、選手たちへ熱い声援をお届けください。