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梶原大暉&里見紗李奈が2連覇達成 ヒューリック・ダイハツ Japan パラバドミントン国際大会
パラバドミントンの「ヒューリック・ダイハツJAPANパラバドミントン国際大会2024」は10月27日、決勝戦が行われ、日本選手は10種目で頂点に立ちました。
日本の活躍が目立ったのは、車いす勢。車いす7種目中、エントリーしなかった混合ダブルスを除き、すべての種目を制覇しました。
なかでも圧倒的強さを見せたのは、2冠&2連覇を達成したWH2の梶原大暉選手とWH1の里見紗李奈選手。22歳の梶原選手は、男子シングルス決勝で松本卓巳選手にストレート勝ちすると、村山浩選手(WH1)とのダブルスでも優勝しました。
また、里見紗李奈選手は、女子シングルスでスイスの選手を21-10、21-9で下し、2大会連続3度目の優勝を果たすと、山崎悠麻選手(WH2)と組んだダブルスも優勝を果たしました。村山選手と山崎選手もシングルスで優勝しています。
このほかの日本勢は、SU5の今井大湧選手も2冠を達成。男子シングルスと、伊藤則子選手(SU4)との混合ダブルスで金メダルを手にしました。
また、SL3の藤原大輔選手は、男子シングルスでインドの選手を破り、2017年以来4大会ぶりの優勝。SL4の澤田詩歩選手は女子シングルスでの日本人対決を制しています。
さらに、豊田まみ子選手は、栄えある銀メダルに輝きました。世界ランキング3位のインドの選手と対戦した決勝戦では、第1ゲームを12-21で落としますが、第2ゲームは意識的に速いラリーでのゲーム展開をし、18-21と粘りを見せました。アキレス腱断裂など、大きなケガを乗り越えてきた32歳は、来年1月27日から始まる日本障がい者バドミントン選手権大会などに向け、いっそう地力をつけていくことを誓っています。
今大会でもヨネックスは、シャトルコックやコートマットを提供し、さらにオフィシャルストリンガーを務めました。今後も選手が最大のパフォーマンスが出せるよう、大会を支えてまいります。