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夢と希望、そして笑顔——。プロとジュニアが有明コロシアムでつないだ思い YONEX Tennis Festival 2024

東レパンパシフィックオープン開幕を控えた10月20日に、通算17回目の「YONEX Tennis Festival 2024」が有明テニスの森で開催されました。
テーマは「ジュニアに夢と希望を」。エキシビジョンマッチでは、チームヨネックスのトップ選手と、次代を担う女子ジュニア3選手が参戦。実戦形式でボールを打ち合い、種々の思いも交換しました。

“日本テニスの聖地”と呼ばれるコロシアムに、最初に登場したのはガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)&黄川田莉子ペアと、アナ・ボグダン(ルーマニア)&添田栞菜ペア。黄川田選手と添田選手は、いずれも今年18歳。「有明コロシアムに立つのは初めて」と、やや緊張気味のようでした。
ダブルス世界4位のダブロウスキーのプレーに圧倒されるも、ジュニア2人はプロ選手たちの観客を魅せる「振る舞い」にも感銘を受けたと言います。現在、プロ登録申請中の黄川田選手は、目指すプロ像に輪郭線を描けた様子でした。

続いてシングルスでは、14歳の渋谷月姫選手が、20歳のディアナ・シュナイデルに挑戦。既に全日本ジュニア選手権で有明コロシアムを経験済みの渋谷選手は、「お客さんがたくさん入っていて楽しかった」と目を輝かせました。世界16位相手に堂々打ち合い、「ツキはとてもクリーンにボールを打つ。将来が楽しみ」との称賛も得た14歳。この経験は、大きな財産になったことでしょう。

イベントの最後にはヨネックス契約プロたちが登場。ケガのため東レPPOは欠場の大坂なおみもサプライズで登場し、サインボールをプレゼントしました。
当日は、テニス体験会やクリニック、ヨネックスストリンギングチーム総勢17名による即張会、ピックルボール体験、サービスリターンチャレンジなど多くのイベントを実施。年齢・性別を超えて、テニスの魅力を様々な角度から楽しむ一日となりました。