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日本ペアが女子ダブルスを2年連続で制す 世界ジュニア選手権大会2024

930日から中国・南昌市で始まった19歳以下の世界一を決めるヨネックスBWF世界ジュニア選手権大会2024は、1013日に個人戦の決勝戦が行われました。

女子ダブルス優勝の平本梨々菜(左)&玉木亜弥ペア

女子ダブルスに出場の平本梨々菜(青森山田高)&玉木亜弥(四天王寺高)ペアは、決勝戦でマレーシアペアと12ゲームとも15点オールまで競り合いますが、いずれのゲームもここからリードを許さず、優勝を飾りました。玉木選手は、前回に続く2連覇を達成。日本選手がこの種目で初めて連覇する快挙となりました。

女子ダブルス決勝、平本梨々菜(左)&玉木亜弥ペアは2ゲームとも17本で勝利

また、玉木選手は、澤田修志(埼玉栄高)選手と組んだ混合ダブルスでも3位入賞を果たしました。準決勝でチャイニーズタイペイペアに敗れましたが、準々決勝では中国ペアにファイナルゲーム22-20で競り勝つなど、結果を残しました。

混合ダブルスで銅メダルを手にした澤田修志(左)&玉木亜弥ペア

さらに、男子ダブルスでは、中静悠斗&松川健大ペア(ともにふたば未来学園高)もスピードある攻撃を生かして準決勝へ。準々決勝では稲川蓮二郎&三浦大地ペア(ともに埼玉栄高)との日本対決となりましたが、接戦を制し、銅メダルにつなげました。

男子ダブルスの中静悠斗(左)&松川健大ペアも銅メダル

一方、個人戦の前に行われた男女混合の団体戦でも日本は銅メダルを獲得しています。今大会から5種目を2試合ずつ、111ゲーム制で勝負し、10試合の合計得点が先に110点となったチームを勝ちとするリレー方式で実施されました。

結果、ラトビア、イングランド、スロベニアとのグループステージを1位で通過した日本は、準々決勝でアメリカを110-88で下し、メダルを確保。準決勝ではインドネシアに105-110と惜敗を喫しましたが、銅メダルを手にしました。

日本選手団。優勝は中国、準優勝はインドネシアだった
新しい試合形式で多くの選手が出場し、チーム一丸となった日本

なお、チームヨネックスの井田貴子コーチがジュニアナショナルチーム(U19)のコーチとして帯同し、メダル獲得に貢献しました。

またヨネックスは、世界ジュニア選手権のタイトルスポンサーとして大会をサポートすると共に、シャトルコックやコートマット等の用具提供、高い技術を持つヨネックスストリンギングチームのサービス提供を行いました 

世界ジュニア選手権会場。ヨネックスのコートマットやシャトルが使用された

ワールドツアーと同様のサポートで、未来あるジュニアたちの熱戦を盛り上げました。今後もバドミントンの普及と発展に貢献してまいります。

ヨネックススターによるレッスン会も開催(ピーター・ゲード、トニー・グナワンによる出場者、コーチに対するクリニック) 。