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地元の声援を背に加速するチームヨネックス!アメリカの3選手がベスト8へ 全米オープン2024

ヨネックスラケットを手にした選手たちの戦いは、大会2週目に入り一層の熱を帯びています。
男子シングルスでは、2年前のセミファイナリストのフランシス・ティアフォー(アメリカ)が、ノバク・ジョコビッチを破り勢いに乗るアレクセイ・ポピリンに勝利。両者とも試合を通じ3度しかブレークを許さず、総ポイントは120対117本と拮抗。それでもセットカウント3-1で勝った事実は、ティアフォーがいかに重要な場面でギアをあげていたかを物語ります。
地元ファンが待ち望む、アメリカ男子21年ぶりの優勝——その夢と期待を背に、準々決勝ではグレゴール・ディミトロフと対戦します。

女子の4回戦では、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)対ディアナ・シュナイダーのヨネックス対決が実現。シュナイダーが左腕から放つサーブに「戸惑った」と言うペグラですが、試合中に分析し調整できる知性と適応力こそが、30歳世界6位の武器でしょう。
第1セットを取り、第2セットではデュースを8回繰り返した長いゲームを、最後は相手のダブルフォルトで奪取。6-4、6-2で勝利したペグラが、2022年以来のベスト8に勝ち進みました。

ペグラに並びもう一人、ベスト8に進出したヨネックス勢が、エマ・ナバロ(アメリカ)です。過去2回の全米オープン本戦では、いずれも初戦敗退。大学進学を経てプロ転向した23歳の13シードは、この一年ですさまじい成長を見せています。4回戦では前年優勝者にして大スターのココ・ガウフと対戦。
第1セットを奪い、第2セットは逆転で失うも、自信と攻撃的姿勢を失うことはありません。ファイナルセットの第3ゲームをブレークし、6-3、4-6、6-3で勝利しました。
グランドスラムのベスト8は、2か月前のウインブルドン以来2度目。地に足のついたシンデレラガールは、地元で未知なるステージを目指します。

使用用具
フランシス・ティアフォー:PERCEPT 97、POLYTOUR PRO 125
ジェシカ・ペグラ:EZONE 98
ディアナ・シュナイダー:EZONE 98、POLYTOUR FIRE 125
エマ・ナバロ:VCORE 98、POLYTOUR REV 125

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