Tennis

Matches

高まるファンの熱。眠らぬ街ニューヨークにチームヨネックス集結! 全米オープン2024

ゲートが開くと同時に、一斉になだれ込む人の波。8月26日に本戦がスタートする「全米オープン」の会場には、その数日前から多くの人たちが、トップ選手たちの練習を見るために押しかけています。ファンが待ち望むなか、ヨネックス勢からはシングルス本戦に男子28名、女子39名、計67名(ラケット使用率2位)が参戦。エンターテインメントの町、ニューヨークを華やかに彩ります。

全米オープンでの活躍を誰よりも切望するのが、地元アメリカ勢。取り分け好調なのが、直近のシンシナティ・オープン(ATP/WTA1000)決勝進出者のジェシカ・ペグラ(6位)とフランシス・ティアフォー(20位)です。特にペグラは、2週間前のトロント(WTA1000)でも優勝。多くの選手が過密スケジュールに苦しむ中、「私はいろんな状況や環境に適応するのが得意なの」とさらりと語る30歳のベテランは、今大会の優勝候補の一人です。

他にも、昨年ベスト4のベン・シェルトン(13位)、あらゆるコートで安定の戦績を残すオールラウンダーのトミー・ポール(14位)、2年ぶりの出場となる大坂なおみ(88位)も地元で燃える選手たち。大声援を背に上位進出が期待されます。

チームヨネックスを率いるエレーナ・ルバキナ(カザフスタン・4位)も活躍が期待されるひとりです。
ウィンブルドン直後に膝の手術を受けフベルト・フルカチュ(ポーランド・7位)は、驚異のスピードでコートに復帰。前哨戦で十分な試合経験を得て、大舞台へと挑みます。

2年前の全米を含む3度の四大大会決勝進出者のカスパー・ルード(ノルウェー・8位)は、大舞台での戦い方を誰よりも知る一人。5セットマッチの長丁場では、彼の経験とオールラウンドなテニスが存分に発揮されることでしょう。