Tennis

Matches

前哨戦を続々制覇! “聖地”ウィンブルドンに続くチームヨネックスの勝利へのマーチ

グランドスラムの中でも最も古い歴史と伝統を誇り、シンプルに“ザ・チャンピオンシップ”と呼ばれるウィンブルドン選手権が、7月1日に開幕します。

この“テニスの聖地”は、チームヨネックスにとって最も相性の良い地の一つ。昨年はマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)、一昨年はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が優勝。今大会でも、女子トップスピードを誇るルバキナのサーブが、そしてボンドロウソバのドロップショットが、芝で一層の威力を発揮することでしょう。

加えて今季、芝で躍動しているのがアメリカ勢。男子ではトミー・ポールがクイーンズクラブ選手権を制し、女子ではジェシカ・ペグラがベルリン・レディスオープンで優勝トロフィーを抱きました。ポールは、ネットに果敢に出る攻撃テニスが芝にフィット。他方ペグラは、ネットをかすめる超低空ストロークが芝の上を滑るように加速。いずれの選手もそれぞれの持ち味を生かし、ウィンブルドンで上位を狙います。

そしてもちろん、活躍が期待されるのが、世界8位のカスパー・ルード(ノルウェー)に、14位のベン・シェルトン(アメリカ)ら上位勢。特に時速230㎞を記録するシェルトンのサーブは、そのインパクト音とスピードで、見る者を魅了するでしょう。

「伝統とは革新の連続」とは世間で知られるうたい文句。その精神が息づくウィンブルドンで、革新に挑み続けてきたヨネックスラケットを手に、選手たちが新たな歴史を築きに行きます。

関連選手