ヨネックス対決を制したのは、急成長中のパオリーニ！ 全仏オープン2024

全仏オープン大会11日目の６月5日（パリ現地時間）は、新たなスターが生まれた日となりました。
今大会のシンデレラガール、ジャスミン・パオリーニ（イタリア）が、チームヨネックスの同胞エレーナ・ルバキナ（カザフスタン）に６-２、４-６、６-４で勝利。キャリア初のグランドスラムベスト４へと躍進しました。

もっとも、この試合を“番狂わせ”と呼ぶのはパオリーニに失礼でしょう。イタリアの28歳は、今年はドバイ・テニス選手権（WTA1000）でも優勝。「今は、誰が相手でも勝てると信じてコートに立てている」と明言する、急成長中の選手なのです。なおパオリーニは、ダブルスでもベスト４に進出。決勝の夢舞台を目指し、準決勝で17歳のミラ・アンドレーバと対戦します。

男子の方では、カスパー・ルード（ノルウェー）が、対戦予定だったノバク・ジョコビッチ（セルビア）の棄権により、戦わずして準決勝にコマを進めました。

４日から始まった車いす部門では、男女ディフェンディングチャンピオンの小田凱人（日本）と、ディーデ・デフロート（オランダ）が、いずれもセットを落とすことなくベスト４進出。頂点へと一直線に向かっていきます。

使用用具
ジャスミン・パオリーニ：VCORE 100、POLYTOUR PRO 120
エレーナ・ルバキナ：VCORE 100、POLYTOUR FIRE 125、POWER CUSHION ECLIPSION 5、トーナメントウェア
カスパー・ルード：EZONE 100、POLYTOUR SPIN 125、POLYTOUR PRO 130、POWER CUSHION ECLIPSION 5、トーナメントウェア
小田凱人：EZONE 100 L、POLYTOUR SPIN、POLYTOUR PRO 125
ディーダ・デフロート：VCORE 98、REXIS COMFORT 125