デフロートが2024年ローレウス賞を受賞

世界で活躍したスポーツの個人、団体に贈られる「ローレウス世界スポーツ賞」。車いすテニスにおける数々の功績により、ディーデ・デフロート（オランダ）が年間最優秀障害者選手部門で受賞しました。オランダ人女性では初の受賞です。

デフロートは、2021年に女子車いすテニス選手として初のゴールデンスラムを達成。3年連続で年間グランドスラムを達成し、2023年にはシングルス53試合全勝という驚異的な記録を樹立し、2021年から続く連勝記録を更新しました。

スペイン・マドリードで開催された授賞式の場で、デフロートは、「（車いすテニスは、）毎日自分自身を向上させ、世界中の多くの人々にインスピレーションを与えるチャンスを与えてくれた。この賞は、モチベーションを高めてくれるものであり、また、最高の笑顔があれば何でもできるということを思い出させてくれる」と語りました。

デフロートは、2024年の全豪オープン優勝により、グランドスラムのシングルスで史上最多となる21のタイトルを獲得。全仏オープンでの記録更新に期待かかかります。

また、同じくチームヨネックスで、2023年のウィンブルドン女子シングルス優勝者のマルケタ・ボンドロウソバ（チェコ）は、年間最優秀復活選手部門にノミネートされました。