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ビッグエアで2発の1800 スピンを決めた国武大晃選手が圧巻の優勝を果たす FISスノーボードワールドカップ カッパーマウンテン大会
ビッグエア決勝の2本目のFSクワッドコーク 1800ウェードルは、エアの高さも飛距離も余裕を感じさせるほど。ハイレベルな競い合いの中で94.75ポイントの高得点を叩き出した。
FISスノーボードワールドカップ4戦目となるビッグエアは、カッパーマウンテンで行われる今大会が早くも最終戦。チームヨネックスに加入し、今季で2シーズン目を迎えた国武大晃選手が、自身ワールドカップ初優勝を成し遂げました。北京五輪では未完に終わった5回転(1800)エアでしたが、今大会ではスイッチFS 1800、さらに難易度を上げたFS クワッドコーク 1800と2本の高難易度トリックを成功させ、181.25ポイントを獲得。2位を12ポイントも大きく引き離す圧巻の成績を残しました。
「チームヨネックスに加入して、ボードにも細かくこだわることができ、STYLAHOLIC の軽さは回転技に大きなメリットになっている。難しい技を軽くこなす、そんな自分のスタイルを世界にアピールしたい」と喜びを語っています。
また、本大会を終えて年間優勝者が決定。前週に開催の北京大会で、スイッチ BS クワッドコーク 1980という大技を決めたワールドカップ参戦2年目の木村葵来選手がランキング1位の座に輝きました。
16日に行われたハーフパイプでは、難しいコンディションの中で多くの選手が苦戦を強いられる中、前シーズンより怪我に悩まされてきた戸塚優斗選手が3本目の演技で逆転劇を演じ、今後の活躍に期待が繋がる3位の好成績を残しました。